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軍事でゆっくりを殺す話しも作ってるけど、知識やらが生半可だしで停滞中。40kbとか冗談じゃない…。 俺は銀バッヂのれいむを飼っている。ある日れいむが野良のまりさと番になりたいというので、すっきりを禁止してまりさも銀バッヂを取ることで承諾した。 まりさは2ヶ月掛かって銀バッヂを取得した。晴れて2匹は番になった。今度はおちびちゃんが欲しいと案の定言ってのけたので、すっきりを禁止した事を強く言い聞かせた。 2匹ともガッカリしたような表情になった。だが、「おちびちゃんはゆっくりできるんだよ!」といい再度俺に向かって説得してきたが俺は「おちびちゃんはゆっくりできない!」ときつく言ってその場を後にした。 そして、今日俺が仕事から帰ってくるとれいむは妊娠し、まりさはきゃっきゃきゃっきゃとはしゃぎ回っていた。 「…おい、どういうことだ…」 「ゆ!おかえりなさいおにいさん!れいむにおちびちゃんができたんだよ!」 「おかえりなさいおにいさん!れいむついにおかあさんになれたよ!うれしいよ!」 俺は考えるよりも早く、まりさとれいむに蹴りを見舞っていた。 「ゆごぼぉ!!」「ぶげええ!!」 「い、いだいいいいいいい!!!!」 「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおお!!!?」 「言ったよな。すっきりは禁止だって。子供が出来たら全員潰すって。」 「「ゆ゙っ!?」」 「で、でもおちびちゃんはゆっくりできるんだよ!」 「俺はゆっくりできないと言ったよな?」 「ゆ…」 「おにいざんおねがいしまず!!れいむおかあさんになりたいんでず!ちゃんとしつけもしまず!えざもいままでどおりでいいでず!おにいざんにめいわぐかけまぜんがらあ!」 「ゆ!まりさからもおねがいだよ!ちゃんとしつけさんするからおちびちゃんをうませてね!」 「…いいだろう。ただし1匹だけだ。」 「ゆ?」 「ゆ、じゃないだろう。4匹の赤ゆっくりの内1匹だけ選べ。残りの3匹は潰してやる。」 「…ゆううううううううううううううううう!?」 「だ、だめでしょおおおおおおおお!!おちびちゃんにそんなことしちゃあああああああ!!!」 「嫌だというなら赤ゆっくりも、お前らもまとめて捨ててやる。野良で生きてけるのかな?生ゴミを食えるか?車に轢かれるゆっくりは多いぞ。」 「ゆぐぐぐぐ…」 「ゆ…わかったよおにいさん…まりさはまりさににたこのおちびちゃんをえらぶよ…」 「ゆ!?なにいってるの!れいむにそっくりのこのおちびちゃんがいいでしょ!」 「「ゆぎぎぎぎぎぎ…」」 「お前ら慌てるな。生まれてから選べばいいさ。」 「ゆ!そうするよ!いちばんかわいいこをえらぶよ!」 「そうだね!うまれてからえらべばいいよね!」 2日後に赤ゆっくりは生まれた。ポトポトポトポト…赤まりさ2匹と赤れいむ2匹だ。 「「「「ゆっくちしていっちぇにぇ!!」」」」 「「ゆっくりしていってね!」」 「ゆゆー!とってもかわいいよ!」 「しゅーりしゅーり♪」 「ゆゆーん♪すーりすーり♪」 「おきゃあしゃん!れいみゅおにゃかすいちゃあー!」 「ゆ!おちびちゃんたちはくきさんをたべてね!」 「「「「むーちゃむーちゃ…ちあわちぇー!!!!」」」」 「ゆ!おちびちゃん!たべながらしゃべるとこぼれちゃうよ!おしょくじちゅうはしゃべらないでね!」 「「「「ゆ?むーちゃむーちゃはちょっちぇもゆっくちできりゅよ?」」」」 「よごれたらおにいさんにめいわくがかかるんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「「「「ゆ?おにいしゃん?おにいしゃんっちぇだりぇ?」」」」 「おにいさんはれいむたちのかいぬしさんだよ!とってもゆっくりできるんだよ!」 「あそこにいるのがおにいさんだよ!ゆっくりあいさつしていってね!」 「「「「おにいしゃんゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!!!」」」」 「おちびちゃんはゆっくりできないから、さっさと死んでね!」 「「「「ゆ!?」」」」 「ゆ!?おにいさんおちびちゃんにひどいこといわないであげてね!」 「俺はおちびちゃんはゆっくりできないって言ったよな?なんでそいつら相手に返事しなきゃいけないわけ?ふざけんなよ?」 「ゆ…おにいさんごめんなさい…」 「ゆ~!おきゃあしゃんをいじめにゃいでにぇ!ぷきゅう!」 「ゆ!おちびちゃんぷくぅするのをやめてね!おかあさんおこるよ!ぷんぷん!」 「ゆうううううう!?なんぢぇええええええええ!?」 「おにいさんはゆっくりできるひとなんだよ!ゆっくりりかいしてねってさっきいったでしょ!」 「ゆやあああああああん!どぼちちぇしょんにゃこちょいうにょおおおおおおお!!!?」 「ききわけのないこはすてるよ!ゆっくりおにいさんにあやまってね!」 「ゆぐ…おにいしゃんぎょめんにゃしゃい…ゆぐっ…」 「ゆゆ!それでいいんだよ!よくあやまれたね!おちびちゃんはえらいよ!すーりすーりしようね!」 「しゅーりしゅーり…」 「ゆゆ!?れいみゅみょやりちゃいよ!」 「まりちゃもまりちゃも!」 「まりちゃもしゅーりしゅーりしちゃいよ!れいみゅばっかりじゅるいよ!」 「おい、お前らあの約束は忘れてないよな?一匹だけ選んでおけよ。」 「ゆ…わかってるよ…でももうちょっとまってほしいよ…」 「まりさからもおねがいするよ…」 「ああ、いいぞ。時期が来たら俺から教える。」 ~~~~ 「おきゃあしゃんおにゃかすいちゃあ!」 「まりちゃもおにゃかすいちゃよ!」 「れいみゅにょぽんぽんがぺこぺこぢゃよ~」 「ゆっくちごはんしゃんちょうらいにぇ!」 「ゆゆーん♪ちょっとまっててね!」 「おにいさん!えさをちょうだいね!おちびちゃんたちおなかへってるよ!」 俺は餌を皿に盛りつける。 「ゆゆーん!おちびちゃんたちゆっくりいただきますをいおうね!」 「「「「ゆっくちいただきましゅ!」」」」 「むーしゃむーしゃ…きょれかちゃいいいいい!!!」 「はしゃんがおれちょうだよおおおおおお!!」 「「かちゃいよおおおおおお!!」」 「ゆ!おかあさんがやわらかくしてあげるからね!むーしゃむーしゃ…ぺっ!」 「「「むーちゃむーちゃ…ぎょくん!」」」 「むーちゃむーちゃ…ちあわちぇえええええ!!!」 「ゆ!おちびちゃん!おしょくじちゅうはしゃべっちゃだめっていったでしょ!」 「ちあわちぇーはちょっちぇもゆっくちできりゅんぢゃよ!ゆっくちしゃせちぇくりぇにゃいおきゃーしゃんはゆっくちちね!」 「ゆがーん!どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆ!おとーさんそんなこというおちびちゃんはきらいだよ!ゆっくりあやまってね!ぷんぷん!」 「にゃんぢぇえええええええええええええ!!!おちょうしゃんもだいっきりゃいぢゃよおおおおお!!ゆわああああああん!!」 「「「むーちゃむーちゃ…ぎょくん!」」」 赤れいむは咀嚼中に「しあわせー」というもんだからボロボロと餌がこぼれているのだ。 咎めた親まりさと親れいむに対して、泣きわめきながら死ねと言っている。俺はそろそろ頃合いかと思い行動に移す。 「おい、そろそろ一匹選んでおけよ。」 「ゆ…れいむにはえらべないよ…」 「まりさにもえらべないよ…」 「じゃあ俺が勝手に選ぶぞ。このまりさにしよう。」 「「ゆ゙っ!?」」 「ゆゆー!おしょりゃとんぢぇるみちゃい!」 「おにいさんやめてね!おねがいだからやめてあげてね!」 「おちびちゃんはぜんいんいないとゆっくりできないよお!おねがいだよおにいさん!」 「約束は約束だ。言っただろ?銀バッヂの癖にそんなことも分からないのか?」 「ゆ…でもお」 「でもも糞もあるか。」 言うだけ言うと俺はガスコンロにフライパンを置き、サラダ油を少量入れ加熱した。 「ゆゆ?にゃんきゃぱちぱちいっちぇるよ!しゅぎょいよ!とっちぇみょゆっくちできりゅよ!」 「この中に入ったらとってもゆっくりできるぞ。まりさはいるか?」 「ゆ!はいりちゃいよ!はいりゃちぇてにぇ!」 「ゆ~!まりちゃもまりちゃも!」 「れいみゅもいれちゃちぇにぇ!」 「れいみゅゃもいれちぇえええええ!!」 「ああああああああ!!!おにいさんやめてええええええええええええ!!おねがいだがらゆっぐりざぜでええええええええええええ!!!!」 「おでがいじばず!おでがいじばず!!れいむがかわりになんでもじばずがらぞれだげはあああああああああああ!!!」 シュウウウウウウウウウウウウ 「ゆっぴいいいいいいいいいい!あちゅいよおおおおおおおおおおおおお!!!ゆっくちできにゃいいいいいいいいい!!!」 「「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!おちびちゃんがあああああああああああああああああ!!!」」 「ゆ?まりちゃどうかちたにょ?まりちゃああ?」 「ゆゆゆ…にゃんぢゃかゆっくちできないきがしゅるよ…」 「ゆー!まりちゃも!まりちゃもいれちぇにぇ!!」 「ゆぴゃあああああああああああああああああああ!!!あんよしゃんあぢゅいいいいいいいいいいいいいい!!!おきゃあしゃんたしゅけちぇえええええええええええええ!!!」 菜箸で暴れ回る赤まりさを押さえつける。 「ちゅぶれりゅううううううううううううううう!!ゆやあああああああああああああ!!ゆやあああああああおきゃあしゃんどびょちちぇたしゅけちぇくりぇにゃいにょおおおおおおおお!!!!」 3分ぐらい経つと、赤まりさのあんよは真っ黒焦げになっていた。 「ゆぴぃ!いちゃい…いちゃいよお…まりしゃのあんよしゃんぎゃ…あんよしゃん!?なんぢぇあんよしゃんぎゃうぎょきゃにゃいにょおおおおおおおおお!!!?まりちゃみょうおいかけっきょできにゃいいいい!!!」 「あ、ああ…おぢびぢゃんが…」 「どぼぢで…」 「にゃんぢぇええええええええええええええ!!!?」 「ゆわあああああああああん!ゆっくちできにゃいいいいいいい!!」 「ま、まりしゃははいりちゃいにゃんていっちぇにゃいよ…ほんちょだよ…」 「いちゃいいいい…いちゃいよおお…」 「ぺーろぺーろ…」 「ゆぴいい!!いちゃいいいい!!!やめちぇええええええ!!」 「おちびちゃんごめんね…だめなおかあさんでごめんね…ゆぐっ…」 「お、おにいざん…ひどいよ…どぼぢで」 「こういう約束をしたのは誰だ?お前らじゃないか。」 「で、でもお…」 「文句があるならどうぞ出て行け。ただしバッヂは置いていけな。」 「ゆぐ…のらさんはゆっくりできないよ…でもおちびちゃんはゆっくりできるよ…」 「まりさぁ…れいむのらさんでもがまんするよお…」 「どうぞどうぞ出て行け。野良になった所でチビの生存率は限りなく低いぞ。最悪全滅は免れない。お前達もいつ死んでもおかしくない。そうなったら誰がチビを育てる?」 「「ゆっ…」」 「じゃあ、この焼きまりさは俺がもらっていくな。」 「ゆ!おねがいだよ!ゆっくりさせてあげてね!」 「嫌だね。こいつはずっと、永遠にゆっくりすることができない。」 「なんぢぇえええええええええええええええ!!!?ゆっくちしちゃいよおおおおおおお!!」 「そ、そんなあ…」 「せめておちびちゃんにれいむたちをあわせてね…」 「ダメだ。お前達は二度と会うことが出来ない。まぁ気が向いたら会えるかもしれんがな。」 「「ゆ、ゆあああああああああああああああああん!!!!」」 「お、おちょーしゃん!?ゆっくちしちぇにぇ!ゆっくち!」 「まりしゃをちゅれちぇきゃにゃいぢぇええええええええええええ!!」 「ぷきゅう!れいみゅはおこるちょきょわいんぢゃよ!おねーしゃんをかえちちぇにぇ!」 「うっせーぞ!」 「ぴぎゅっ!…ゆぴゃあああああ!!いちゃいよおおおおおおおお!!!」 「おぢびぢゃんおにいざんにざがらっぢゃだめなんだよ…ゆっぐぢりがいじでね…べーろべーろ…」 「いちゃいい…なんぢぇえ…」 「じゃあな。」 「ゆんやあああああああああ!!おきゃあしゃんたしゅけちぇええええ!!おちょうしゃあああああああん!まりしゃはなれちゃくにゃいよおおおおおおお!!ゆっくちいいいいい!!!」 俺は焼け赤まりさを別の部屋に移した。移す際に食べ物をボロボロこぼす常習犯の赤れいむに威嚇されたが、軽く蹴り飛ばしてどかしておいた。 「ゆぴぃ…いちゃいよおお!おにいしゃんどびょちちぇきょんにゃにひぢょいこちょをまりしゃにしゅるにょおおおおお!!!?」 「お前の親と約束したんだよ。一匹だけゆっくりさせる代わりに、他のチビどもはゆっくりできなくさせるって。」 「しょんにゃあああああああああああああ!!!うしょぢゃああああああああああああああああ!!!」 「嘘じゃないさ。本当さ。それに俺は結構譲ってやってるんだぞ。本来ならお前は潰されて永遠にゆっくりすることになってたんだからな。」 「ゆきぃいいいいいいいいい!!!なんぢぇええええええええええええ!!!まりちゃゆっくちしちゃかっちゃだけにゃにょにぃぃぃぃ!!」 「お前の親は、お前がゆっくりできなくなる代わりにお前の姉妹から1匹だけ選んでゆっくりさせたいんだよ。ゆっくり理解してね。」 「ゆぎゅっ…ゆぎゅ…くちょおやあああああああああ!!よきゅみょまりしゃをうらぎっちゃにゃああああああああああ!!!!」 「ハッハッハッハッハッハ!!!!」 恨み節をブツブツと漏らすようになった焼け赤まりさに、俺は裁縫用の細い針を側面から1針ずつ刺していく…。 プスリ 「ゆぴいいいいいいいいいいい!!!いちゃいよおおおおおおおお!!やめちぇえええええええ!!」 プスリ 「ゆやああああああああああああああ!!やめちぇえええええええええ!!いちゃいいいいいいいいいい!!」 プスリ 「ゆああああああ!!!おきゃあしゃんたしゅけちぇええええええええ!!ゆっくちさせちぇえええええええええ!!」 プスリ 「ゆぴょおおおおおおおおお!!!ぷしゅぷしゅしゃんやめちぇええええええええ!!!まりしゃいいこにしゅるからやめちぇえええええええ!!!」 プスリ 「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 そのまま連続で針を刺していった。中枢餡を傷付けないように、勘に従い慎重に…ゆっくりとプスリプスリ。 しばらくして、焼け赤まりさは文字通り「針のむしろ」となった。刺さった針から痛みが断続的に送られてくるが故に気絶は出来ない。吐きたくても吐いて死にたくても、痛みがそれを許さない。 「ゆぎゃぎぎぎゃぎゃぎゅぎょ…」 あんよを焼かれ、身動きが出来ずに体をモジモジとくねらせるのが精一杯のようだ。歯を食いしばり、目は上を見て白目の部分から大量の涙が出ている。 俺はオレンジジュースがポツポツと、蛇口の滴のように垂れるようにペットボトルを改造したものを焼け赤まりさの上に置いた。 滴となったオレンジジュースはぽたりぽたり…焼け赤まりさへと落ちていく。落ちる度に滴が身を伝い傷口を染みらせ、針を冷やし内部からキーンという筆舌し難い痛みを焼け赤まりさに味合わせる。 身を回復させるオレンジジュースも死ぬことの出来ない拷問のスパイスとなってしまった。 「ゆぎ…ゆぎぎ…ゆきぃん!!…ゆ…ゆぴぎ…ゆぐり…!」 これでいいだろう。俺はそう判断し、親まりさ達の元へと舞い戻る。 「ゆ!おちびちゃんおかあさんのおくちのなかにはいってね!」 「ゆゆ!これでおにいさんはおちびちゃんたちにてだしできないよ!」 「…何のつもりだ?」 「ゆ!もうこれいじょうおちびちゃんをいじめないでほしいんだよ!」 「約束を忘れたのか?」 「おぼえてるよ!でもおちびちゃんはゆっくりできるからそんなのむこうだよ!」 「ほう…いいだろう。」 俺は口の中に赤ゆ達がいることなど気にも留めず、れいむのもみあげを掴んで持ち上げた。 「いだいいいいいいいいいいいい!!おにいざんはなじでええええええええええ!!!」 「おきゃーしゃんをいじめりゅなあああああああ!!」 「ばーきゃ!ばーきゃ!じじいはゆっくちちね!」 「ゆえええええん!きょわいよおおおお!!!」 れいむからバッヂを外す。 「ゆ!?れいむのぎんばっぢさんかえじでね!ゆぼっ!」 うるさいので殴った。口の中の赤ゆ達にまで衝撃が伝わる。れいむの頬は赤く腫れ上がった。 「ゆぴぇええええ!!きょわいよおおおおおおお!!」 「いちゃいいいいいいい!!おきゃあしゃんたしゅけちぇええええ!!」 「ゆんやああああああああああああああ!!!」 「い、いだいいいいいいいいいい!!おぢびぢゃんおかあさんのおぐぢのながでしーしーしないでねぇ…」 バッヂを外されたれいむを、外へと繋がる窓を開けて投げ捨てた。 「ゆべ!」「ゆぴょ!」「ゆぴぃ!」「ゆぴゃ!」 「いちゃいよおおおおおお!!!」 「どびょちちぇきょんなこちょしゅるにょおおおおおお!!」 「ゆわあああああああああああああああん!」 投げ出した拍子に赤ゆ達が口の中から飛び出した。俺は窓を閉めた。 「い、いだいいいいいいいい…ゆ!?おちびちゃんだいじょうぶ!?…ゆ!?おにいさんまどをあけてね!ゆっくりできないよ!」 「おきゃあしゃんあちゅいよおおおおお!!!」 「のぢょがきゃらきゃらになりゅうううううう!!」 「ゆええええええええええええん!!」 「お、おちびちゃん…ま、まっててね…おにいさん!ここをあけて!おねがいだよ!じょーだんがすぎるよ!」 俺はれいむ達が入れないように窓を少しだけ開けてやった。 「ゆ!おにいさん!はやくここからいれてね!あとおちびちゃんたちにおみずさんをごーくごーくさせてあげてね!」 「断る。」 「ゆ!?な、なんでええええええ!?」 「これも約束だろ。選ばないならお前らまとめて捨てると俺は言っただろう。」 「そ、そんなあ…!」 「そんなも糞もあるか。これから野良でゆっくり死んでね。あ、ちゃんと選ぶ気があるなら今の内に入れてあげるよ。」 「ゆ…それは…」 「ふーん。じゃあゆっくり野垂れ死んでね!」 「まってええええええ!!えらびますうううううう!!れいむえらびまずがらああああああ!!!」 俺は泣きわめくれいむ親子を家へと戻してやった。それからちょっとして、まりさとれいむは真剣な表情で赤ゆ達を見続けている。 「おきゃあしゃん…まりしゃをゆっくちさせちぇにぇ!まりしゃいいきょにしゅるよ!」 「れいみゅ…いいきょいいきょしゅりゅきゃりゃえりゃんぢぇにぇ…」 「ばきゃなおやはゆっくちちね!おみゃえりゃのしぇいでまりちゃは…まりちゃは…ゆえええええええええん!」 「「ゆぐぐぐぐぐ…」」 「なあお前ら取りあえず2匹選んでくれる?」 「「ゆ?」」 「2匹選べって言ってるの。」 「ゆ!ひとりじゃないの?!ふたりなの!?」 「ゆゆ!ふたりもたすけられるならきまったもどうぜんだよ!」 「「せーの…」」 「「このおちびちゃんとおちびちゃんをえらぶよ!」」 「「ゆわーい!やっちゃあああ!!」」 「なんぢぇえええええええええええ!?きょのくしょおやあああああ!!!!」 ボロボロこぼす赤れいむが選ばれなかった。 「そうか分かった。ちなみに何でだ?」 「ゆ…このおちびちゃんはいうこときかなすぎだよ…」 「それにすごくことばづかいがわるいよ!あんなのおちびちゃんじゃないよ!」 「きょのくちょおやちねえええええ!!はじしらじゅ!!!」 「そうかそうか。よく分からんが分かった。」 俺は選ばれた赤れいむと赤まりさを掴み上げた。 「ゆ?おにいさんおちびちゃんたちをどこにつれてくの?」 言葉を無視して、俺は先程のフライパンに油が残っていることを確認すると火を再び点ける。 「…ゆ?にゃんぢぇまりしゃおねーしゃん…ゆ?ゆ?」 「ゆうううう?ゆっくちできりゅんじゃにゃいにょおお?」 「おにいさん?やめて!やめてね!やめてあげてね!」 「ゆっくり!ゆっくり!!!」 俺は赤ゆ2匹を掴むと、フライパンの中に落とした。 シュワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 「「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!!!!!!!!!!!」」 「ゆぴょおおおおおおおおおおおおおおお!!あんよしゃんぎゃあぢゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 「なんぢぇええええええええええええええええええええええええええ!!たちゅけてくれりゅんじゃにゃきゃっちゃにょおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」 菜箸で押さえつける。 「ちゅびゅれりゅううううううううううううううううううううううう!!!!!!あちゅいいいいいいいいいい!!やめちぇえええええええええええええええ!!」 「にゃんぢぇええええええええええええええ!!おきゃあしゃんたしゅけちぇええええええええええええええええ!!!ゆやああああああああああああああああああ!!!」 「「どぼぢでえええええええええええええ!!!?」」 あんよを焼かれた赤ゆ2匹を親まりさ達の前に置く。 「お、おねーしゃん!?」 「いちゃいいいいいいいいいいいい!!なんぢぇええええええええええええ!!」 「にゃんぢぇきょんにゃきょちょしゅりゅにょおおおおおおおおお!!いちゃいよおおおおおおおお!」 「おちびぢゃああああん!!!ぺーろぺーろ…」 「どぼぢでごんなごどずるのおおおおおおおおおおお!!!?」 「約束だろ。1匹だけ助けてやるって。」 「さっきふたりっていったでしょおおおおおおおおおお!!!!?」 「あれはゆっくりできなくさせる奴を2匹選べってだけだ。誰も2匹助けるとは言ってないだろ。」 「「ぞんなあああああああああああああああああ!!!!」」 「さあよろこべ!そこの糞れいみゅがお前らに許されたおちびちゃんだ。」 「「ゆうううううううううううううううううう?」」 「れいみゅはきょんにゃやちゅりゃはおやにゃんかちょ、おもっちぇにゃいからにぇ!」 「ゆぐぅ…」「どぼちて…」 俺は焼け針赤まりさのいる部屋に入り、赤まりさと針を奴等のいる部屋へと持ってきた。 「おにぇええええしゃああああああああん!?どぼちちぇえええええええ!!」 「「いちゃいいいい…お、おにぇーしゃんなんじぇえ…」」 「ゆやあああああああああああああ!!おちびぢゃんがどぼじでえええええええええええ!!!?」 「ぺーろぺーろしてあげるがらね…!」 「ゆぎぎ…きょっちくりゅにゃああ…ゆぎっ…ぎ!」 「「お、おちびちゃん!?」」 「ぎぎ…おみゃえりゃはゆぎぎ…まりしゃぎゃくるちむにょを…ちってたのちんでるげしゅおやなんぢゃあああああ!!!ゆぐぎぃ!…」 謎の愛憎劇が始まったところで、針を新たに焼けた2匹の側面に刺す。 プスリ プスリ 「ゆぴゃあああああああああああ!!いちゃいよおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」 「いちゃいいいいいいいいいいいい!!ゆんやあああああああああああ!!!!」 「あああああああああああああ!!!やめてええええええええええええええええ!!!!!!」 「おちびちゃんにひどいごどじないでえええええええええええ!!!!」 「おねーしゃんにひぢょいこちょしゅりゅなああああああああ!!」 赤れいむが俺に体当たりしてくる。 「あっ!」 「ゆぴいいいいいいいいいいいい!!!!!!!れいみゅにょおみぇみぇぎゃあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!!」 「ゆわあああああああああ!!!おねーしゃんのおめめぎゃああああああああああああ!!!!!!」 「あーあ、お前がぶつかってくるから手を滑らしちゃったよ。どうしてくれるんだ。」 「ゆううううううううううううううう!!!?」 「ばかあああああああああああ!!!!!!なんでおにいさんにつっこむのおおおおおおおおお!!!」 「ゆやああああああああ!!!まりさたちはこんなできそこないをおちびちゃんにしたくないよおおおおおおお!!!!」 「いぢゃいいい…れいみゅのおびぇびぇ…ゆぎぎ…」 もちろん赤れいむの体当たり程度で、手が滑ったりなんてことはない。滑ったフリをして赤れいむの目に針を突き刺したのだ。 「あーあ、これでお姉ちゃんの片目は二度と何も見ることが出来なくなっちゃったね。お前どうしてくれんの?」 「ゆ!?ゆ!?ゆっくち!おねーしゃんゆっくち!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!ゆっくち…」 「ふじゃけりゅにゃあああああああああああああああ!!!おみゃえにゃんかいもーちょじゃないいいいいいい!!ちねえええええええ!!!」 「ゆうううううううううううううううう!?おにぇーしゃんしょんにゃこちょいわないぢぇええええええええええええ!!!」 「うるしゃいいいいいいいいいいい!!!おみゃえがこうなりぇばよかっちゃんぢゃああああああああ!!!!!」 「どぼちちぇ…ゆわあああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!」 「そんなに言うなら抜いてやるよ。」 「ゆ!ぬいちぇにぇ!おにぇーしゃんきゃらはりしゃんをぬいちぇにぇ!」 「ゆぎぎ…ぬいちぇえ…!」 「ま、まりしゃきゃらもぬいちぇえ…」 「おーし分かった分かった。今抜いてやるからな。」 俺は赤れいむの目玉に刺さった針を掴むと…抜くフリをしつつ、グリグリと動かした。 「ゆぴい!ゆぴい!いちゃいいいいいい!!はやきゅぬいちぇええええ!!ゆっぴいいい!!!」 「あれー?なんか抜けないなー?なんでだろー?やっぱれいむが体当たりしたせいかなあ?」 言いつつグーリグーリする。 「きょにょくしょれいみゅ!ゆぎぎっ!おまえのしぇいぢぇおにぇーしゃんがゆぎっ!…くるちんでりゅよお!」 「ゆっくちぎょめんなしゃい!ゆっくち!ゆっくち!…」 「ゆぴ!ゆびょお!…ゆっくちできりゅかあああああああ!!!…ゆぎぎょっ!…はやぎゅぬいちぇええええ!!!」 「おにぇーしゃんどぼちちぇしょんにゃこちょいうにょおおおおおお!!!れいみゅはたしゅけようちょしちゃだけにゃんだよおおおおお!!」 「ゆわわわわわ…」 「おにいさん!はやくぬいてあげてね!まりさからのおねがいだよ!」 「そーだ。引いてダメなら押してみろって言うよね。」 俺はわざわざお願いをしてきたまりさに向かっていうと、赤れいむの目玉に刺さった針を一気に押し込んだ。 「ゆぴゃぴゃあああ!!ゆぴ!ゆぴ!ゆぴち!ゆくち!!ゆく…ゆぴいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!」 針が背中から突き出た。俺は突き出た針の先端を掴んで赤れいむから抜き取った。 「おーい、生きてるか-? あ、ダメですなこりゃ(笑)中枢餡がやられちまったようで(爆)」 「お、おちびちゃん?どぼぢでえええええええええええええええええ!!!」 「おぢびちゃんへんじじでええええええええええ!!ぺーろぺーろしちぇあげるからあああああああ!!!」 「おにぇえしゃんぎゃなんじぇえええええええええええええええええ!!!!」 「おみゃえのしぇいだろおおおおおおおおおおおおおお!!ゆぎぎ…」 「ゆぐ…どぼぢで…れいむのおぢびぢゃんばっがり…」 「おにいざん…ぜめで…おちびちゃんをまいそうしでほしいよ…」 「埋葬?いいよ分かった!」 俺は針地獄を味わっている2匹と死んだ1匹を抱え、庭への窓を開ける。 「お、おにいさん?なんでいきてるおちびちゃんたちももってくの!?」 「ゆゆ!?やめでね!おちびぢゃんをがえじでね!」 「おにぇーしゃんにひぢょいこちょ」 「「おまえはだまってろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!」」 「ゆわあああああああああああああああああああああああああん!」 庭に出た俺は窓を閉め、赤ゆ3匹を地面に置いた。そして立てかけられているスコップを手に取りザックザクと庭に穴を掘る。 「ゆぎぎぎぎ…おにいしゃんにゃにしちぇるにょ…ゆぎ…」 「ゆぎ…ぎゃ…ぴょ…ゆっきゅ…ゆぎゅ…ゆぴぴょ…」 ある程度深く掘れたところで、俺は赤ゆ3匹を穴の中に投げ入れた。投げ入れると針が深く刺さったり響いたりで悲鳴が聞こえた。 針だらけの赤まりさの悲鳴は一段と大きかった。 「ゆっぴょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」 「ゆぎゃりゃあああああびゃびゃびょおおおおおおおおびょびょびょぴゃりゃゆくりゅああああああ!!!」 俺は続けて穴に土を被せ直す。ザックザックと土をかける。 「ゆぴょ…やめちぇにぇ…まりしゃたちにひぢょいこちょしにゃいでにぇ…」 「ゆぎ…ぎぎぎ…」 土をかける。 「ゆぴょおおおお!!やめちぇええええええええ!!うめにゃいぢぇえええええええええ!!!」 「ぎ…ぎぎぎ…」 すぐに埋め立てられた。スコップで土を叩くと悲鳴が聞こえた後、断末魔が聞こえた。 「くるちいいいいいちゅびゅりぇりゅうううううううううう…ゆぴょおっ!!…もっちょ…ゆ…」 「ゆぎぎぎぎぎ…ゆぴゃ…もっちょゆぎぎしちゃ…」 「ゆぎぎしちゃかった」って何だそれ。俺は窓に張り付く涙目の親2匹にどくよう言い、窓を開けて部屋に戻った。 「おぢびぢゃん…どぼぢで…」 「おにいさんなんでごんなひどいごどずるの…?」 「約束だよ。忘れたか?」 「そんなぁ…」 「さて、お前らに話がある。あの生き残った赤れいむを育てても殺しても俺は何も言わない。 だが、お前らは後で去勢する。この赤れいむを殺したらおちびちゃんは二度と育てることが出来ない。どうする? 「ゆぎぎぎ…」 「ゆうううううう…」 「おみゃえりゃにゃんきゃおやじゃにゃい!ゆっくちちね!ばーきゃばーきゃ!」 「さあ、選ぶんだ。」 「ゆぎぎぎぎぎぎぎ!!!」 「ゆぐぐぐぐぐぐぐぐ!!」 「赤れいむを生かせば、赤れいむはお前らの言うことを聞かないぞ。大きくなったらお前らのことを殺すだろう。餌もいままで通りだから殺される前に、お前らが飢えるだろう。」 「ゆっぎっぎっぎっ!!!!!!」 「ゆぎぐぐぐぐぎぐぐ!!!!」 「赤れいむを殺せば、お前らは今まで通りだ。なんの不自由もなく暮らせる。でもおちびちゃんは二度と作れないし、育てることもできない。」 「ゆがっぎ…ぎぎぎ…」 「ゆぐぐ…ゆうう…」 「さあ、選べ。選ぶんだ。選べ…選べ…選べ…選べ選べ選べ選べ選ぶんだー!!!!!!」 「ゆがあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!」 結局、親達は赤れいむを殺すことにした。自分たちでは手を下したくないので俺にやれという。しかも優しく殺してくれという。俺は火を使って優しく殺してやった。 「ゆぴょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!あちゅいいいいいいいいいいいいい!!!どぼちちぇきょんにゃ…あちゅいいいいいいいいいいいいいいいい!!もっちょゆっく…」 「やさしくころしてあげるっていったでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「どぼぢでええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」 「優しく殺してやったじゃないか。出来るだけゆっくりできないように…それが躾ってもんだろ?愛の鞭ってやつだ。だから優しいと同義になる。」 「「ちがうでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」 色々とうるさい2匹だったが、去勢餡とかいう去勢薬品を買ってきて2匹に注射した。 2匹はそれからも色々と子作りに励んだが、茎も生えず妊娠しなかった。ごく希に茎が生え赤ゆが実っても底面から餡子が漏れ出し生まれることなく死んでしまった。 胎生型妊娠をしても大抵はドロリと産道から餡子が漏れて終わりだった。やはりごく希に赤ゆが生まれることがあるが、足りないゆっくりな上に数分で死んでしまうのだ。 2匹は何度も何度も子作りに励んだ。ようやくできても子は死んだ。2匹はやがて子を持つ夢を諦めた。 俺はそんな2匹を見かねて、野良ゆっくりの親子から赤ゆを分捕ってきた。 「ゆべええええ!!どぼぢでごんなごどずるぶべぇ!!!」 「ちゅびゅれりゅうううううう…ゆぴぃ!!」 「おにぇえしゃんぎゃどぼちちぇあびゃあっ!!!」 「はなちちぇにぇ!はなちちぇにぇ!ゆんやあああああ!!おきゃあしゃあああああああん!!!!!」 分捕った赤ゆは2匹とは似ても似つかない、ゆっくりありす。俺は2匹の前に赤ありすを差し出した。 「その赤ありすは野良だ。今日俺がこいつの親や兄弟をいくらか殺してきた。」 「ゆぐっ…おきゃあしゃんどきょ…?…おばしゃんはだりぇ…」 「ゆ!まりさはまりさだよ!ゆっくりしていってね!」 「れいむはれいむだよ!ゆっくりしていってね!」 「ゆ…ゆぐ…おきゃあしゃんあいちゃいよ…」 「このありすは将来レイパーになるかもしれない。餌も今まで通りだから、この赤ありすが大きくなったらお前らはやはり飢え死にするかも知れない。行儀が悪いから沢山お仕置きをされるだろう。」 「育てないというならこいつは潰す。赤ありすが苦しんでも、お前らが苦しんででも、それでも育てたいか…選ぶんだ。」 俺は難しい顔をして悩むれいむとまりさに向かって再び言う。 「さあ、選ぶんだ。」 終
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ミニドス「LAST LOST 14KB 虐待 不運 飾り 戦闘 家族崩壊 共食い 番い 群れ 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ ドスまりさ 自然界 現代 人間なし 独自設定 超高スペックゆっくりが登場しますご注意を ミニドス「LAST LOST」 羽付きあき ・独自設定のゆっくりが出てきます ・オリジナルゆっくり無双注意 ・ドスと群れ物 「みんな!はやく!はやくどうくつのなかにはいってね!」 ・・・ドスまりさの声が響く。 越冬用の洞窟にゾロゾロとゆっくり達が入っていく。 霧雨が僅かに降り始めている。その事も考慮しての判断だろう。 2m程のドスまりさが入れる洞窟だ。中もかなり深いのだろう。 すべてのゆっくりが入り終えた。ドスまりさが最後に洞窟の奥へ消えていく。 私は舌を伸ばして木から木へと飛び移ると、洞窟へと近づいて行った。 辺りは暗闇だ。雨が音を立てて強く降り始めた。 そう、逃げられない。ゆっくりは決して逃げられないのだ。 私は洞窟の中に入っていった。 ・・・どうやら中は大きなドームの様になっていたようだ。 巾着袋の様な感じと言えば分りやすい。 辺りにはゆっくりがそれぞれ家族単位に固まっていた。 一様に私に視線を注ぐ。 優先して入れたはずの子ゆっくりが最後に入ってきたはずのドスの跡に入ってきた。 幾らゆっくりでもこれがどういう事かぐらいはわかっただろう。 「「「「ゆ”ぎゃああああああああ!?」」」」 「ごいづだっ!ごいづだああああああああ!」 「ぞどはあめざんだよ!にげられないよおおおおおおおお!」 「どぼじでっ!どぼじであめざんがぶっでるのにべいぎだっだのおおおおお!?」 「れいむ!おちびちゃんたち!まりさのうしろにさがるんだぜ!みんなはまりさがまもるんだぜ!」 私は 「どずうううううう!どずっ!なんどがじでええええええ!」 「どずずばーぐを!どずずばーぐをうっでええええええ!」 「だべだわっ!どずずばーぐをうっだらみんなゆっぐりでぎなぐなるわあああああ!」 「どうずればいいのおおおおおお!」 「むぎゅうううう!どにがぐみんなどずのどごろにあづまるのよおおおおおお!」 腹が減った 「みんな!どすのうしろにかくれてねっ!はやくっ!はやくしてねっ!」 そして、飛び込んだ。 ・・・・・・ ・・・ ミニドスが伸ばした舌が凄まじい速度で前方にいたバスケットボール程のまりさに絡まった。 そのまままりさの体が持ち上がっていく。 「ゆわああああ!なんなんだぜっ!どうなっでるんだぜえええええ!?」 まりさはまだ状況が分からないようだ。いや、恐怖で見えないと言った方が正しいだろう。 くーねくーねと体を動かしているがグルグルと巻かれた舌から脱出する事はかなわなかった。 「あぎっ!ゆぎゅぐぐぐっ!」 舌が一気に絞まった。小麦粉の皮に舌がギチギチとめり込んでいく。 寒天の両目を見開き、砂糖細工の歯を食いしばり悶えるまりさ。 しかしどんどん舌が締め上げていくのだ。あにゃると口から少しづつ餡子が漏れ始めた。 「ぐるっ・・・ぐるじぃぃぃっ・・・!ゆぎっ・・・!ぎぃぃぃいいいいいいいいいい!!!!」 まりさのまん丸だった形がタコ糸で縛りあげられたハムの様に歪む。それだけでは済まなかった。 どんどん舌がめり込んでいき、そして 「ゆぎっ!ゆぎゅぁぁああああああああっ!!!」 舌が舞った。まりさは空中でバラバラになり、餡子と小麦粉の皮、そして帽子が地面にビチャビチャと落ちた。 その光景を見ていたドスやゆっくり達が静まりかえる。辺りにはミニドスが現れるまで以上の静寂が皮肉に訪れた。 固まるドスまりさを尻目に、舌をバンカーの様にして、凄まじい速さでドスの後方にいる群れに進むミニドス。 今度は底部が膨らんだ胎生型のありすの目の前に行くと、舌が鞭の様にそして、刃物の様になりしなりながらありすの小麦粉の顔面を切り裂く。 「ゆぎゃあっ!!いだいわああああ!」 「ユカかカカかかカかカカカかカカカカか」 不気味な声を上げてミニドスの舌がありすを切り刻む。 ズタズタに小麦粉の皮が裂かれる度にカスタードクリームや小麦粉の皮にくっついた砂糖細工の髪や寒天の目玉が飛んだ。 「ゆぎぃっ!あ”あ”あ”あ”!!ぎっ!ゆがっ!ゆごっ!あぎゃああああ!!」 最早グズグズになった何かにしか見えないがありすは、ピクピクと震えて地面に倒れ伏した。 どちらが正面部で、どちらが底部で、どちらが後部かわからないほどになって。 「「「「「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ!?」」」」」 パニックになったゆっくり達が一斉に右往左往して逃げ始める。 ドスまりさが我に返って声を上げるが全く効果は無い。 「みんな!おちついてね!これじゃあどこにゆっくりできないまりさがいるかわからないよ!」 そう。ミニドスは辺りに溶け込んだ。 これではドスが把握しきれない。ゆっくりの群れすらも。 ・・・・・・ ・・・ 「おちびちゃん!まりさ!どこっ!?どこにいったの!?れいむのおちびちゃんんんんん!」 ・・・あるれいむがはぐれた子ゆっくりと番いのまりさを探していた。 しかし怒号飛び交うこの洞窟内でれいむの声は掻き消えてしまっている。 だが、れいむはまりさらしきゆっくりの後部を見た。 「まりさ!まりさ!いっしょにおちびちゃんをさがしてね!」 「・・・ゅ”」 「・・・まりさ?」 まりさの異変に気がついたれいむがまりさの顔の方へと跳ねる。 「まりさ!どうしたの!ゆっくりしてね!」 「で・・・い・・・ぶ・・・にげ・・・で・・・にげ・・・」 「まりさ!?」 「ばや・・・ぐにげ・・・っ・・・!!!お”ごお”お”お”お”お”お”お”お”お”お”ぉぉおおぉおおおぉぉぉおおおおぎっ!ぎぐぎゅぇあああああああああ!?」 「までぃざああああああああ!?」 突如まりさの顔が苦痛にゆがんだ。凄まじい金切り声を上げながらまりさの小麦粉の顔面がムクムクと膨れ上がり、破裂した。 れいむの小麦粉の皮に餡子がビチャビチャとつく。 そして中から顔を出したのは。ミニドスであった。 「バあァアぁぁぁあああァァアあア・・・」 「っ!?ゆぎゃあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?」 れいむが叫ぶ。ミニドスが餡子の中からビチャリと落ちてれいむの方を向いた。 「オちビちャンとイうのハ・・・"コれ"のコトかアぁァぁああアア・・・?」 まりさの帽子が落ちた。その中からペラペラの小麦粉の皮だけとなった子ゆっくり達の姿があった。 「ぎゃあ”あ”あ”あ”あ”!?おぢびぢゃああああああああん!?ゆ”・・・!ゆ”・・・!ゆ”あああああああああああ!!」 れいむが飛び跳ねて逃げた。中枢餡が逃げろと判断したのだろう。 砂糖細工の歯をカチカチと鳴らして、あまりの恐怖に硬直しそうになりながらも跳ねる。跳ねる。 「ゆカカかかカカかかカカかカカ」 そのすぐ後ろを凄まじい速さで「ずーりずーり」しながら迫ってくるミニドス。 れいむはそれでも跳ねた。必死に、必死に跳ねた。 「ゆひっ!ゆひっ!ゆはっ!ゆはっ!ゆ”ひっ!ゆひいいいいいいい!!ゆ”がっ!?」 とうとう石につまずき前のめりに倒れこんだれいむ。 振り向いたその目前には舌を伸ばしたミニドスの姿。 「ユ・・・ゆ・・・ゆコッ・・・ユコかこカこカユコかこカコかコかこココここココこカカコかコかこココここココこカカコかこカこカユコかこカコかコかこココここココこカカかこカコかコかこココここココこカカコかコかこココここココこカ」 「ゆぎゃああああああ!あ”あ”あ”あ”あ”!!!あ”あ”ーーーーーーーっ!あ”あ”あ”あ”ーーーーーーーーっ!!!!」 ミニドスの、舌が、振り、下ろされた。 れいむは、動かなく、なった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「みんなっ!おちついてっ!おちついてねっ!どすが!どすがまもるから!おちついてねええええええ!」 ドスまりさが何度声を上げてもゆっくり達は逃げ惑うばかりであった。 混乱で押しつぶされたのか、それともミニドスによるものかわからないが、ゆっくりだった動かぬ饅頭が着実に増えている。 「どうしたら・・・どうしたらいいのぉぉぉ・・・」 「ワたシがナンとカシてやロうカ?」 「ゆ”っ!?」 ・・・不意にドスの目の前に現れたのは、ニタニタと笑うソフトボールほどの子まりさの姿だった。 一見して異様な雰囲気を醸し出している。 ドスはそれを見て驚きよりも怒りがわきあがるのを感じた。 「ゆ”あああ!おばえはああああ!よぐもおおおおおお!」 「マァまテ。モウスこしデ静カになるゾ・・・ホら・・・始マッた・・・」 「ゆ”!?」 ドスが周囲の異変に気付いたのはミニドスの言葉の直後であった。 怒号と喧騒が一瞬だけ治まる。次に始まったのは、逃げ惑う事ではない。ゆっくり同士が互いを攻撃し始めたのだ。 「ゆ”あああああ!ぐるなっ!ぐるなああああああ!」 「ゆぎっ!いだいぃぃいいいいっ!ごのっ!よぐもっ!よぐもおおおおおおお!」 「ゆぁあああぁああ!?おきゃあしゃんぎゃいにゃいっ!どぼじでみんにゃゆっきゅりできにゃいまりしゃばっきゃりにゃのおおおおおおおお!」 「あ”あ”あ”あ”あ”!!ぐるんじゃないぜっ!ぐるなあああああ!」 「どがいばああああああ!どがいばあああああ!」 互いの小麦粉の皮を食いちぎりあい、食み、体当たりで押しつぶしあい、木の枝で刺し合い、切りあう。 飛び散る餡子、生クリーム、カスタードクリーム、チョコレート。先ほどよりずっと強い怒号。 赤ゆっくりも子ゆっくりもまりさつむりも、未ゆっくりですらも、全てのゆっくりが混乱と狂想に駆られている。 「どうなっでるのっ!?みんな!やめてねっ!それはゆっくりできないまりさじゃないよっ!」 「ワタしのユックりおーラであのユックリ達はイマ目ニ映ルもの全テがワたシに見エる」 「やべざぜでねっ!ゆっぐりでぎないよっ!」 「無駄ダ。ユックりオーらの粉末ハこの洞窟ヲ包んデいル。ドすには効キ目が薄イがナ」 「ぞんなああああ!なんどがっ!なんどがじでええええ!みんなをおぢづがぜでえええええ!」 「そコ迄言ウナら仕方ナいナァ・・・"落チ付く"ナらイイんダな?」 ミニドスが体をゆすった。 ・・・それまでに効果は表れなかったが、暫くすると異変が訪れた。 「ゆひっ・・・ゆはっ・・・」 「ゆひゅーっ・・・ゆひゅーっ・・・」 「ゆはっ・・・はっ・・・はっ・・・」 「ひゅー・・・ひゅー・・・」 「ゆかっ・・・!?ゆひゅー・・・ゆひゅー・・・」 確かに動きは止まった。しかし様子がおかしい。 苦しそうな呼気を繰り返しているのだ。まるで、空気が無くなったかのように。 「みんなっ!?どぼじだのっ!?」 「オチつかセたぞ?」 「なにっ!?なにをしたのっ!?」 「何度モ言っタじゃナいかァ・・・ゆっくリオーらだト・・・ドすのオーらならモドせるンじゃナイか?」 「ゆ!?ゆぅぅ・・・みんなぁぁ・・・」 ・・・ミニドスの言葉は嘘だ。ゆっくりしすぎて息さえ出来なくなるほどの濃度のゆっくりオーラが洞窟内を覆っているのである。 しかしドスは体を揺すった。油に火を注ぐに等しい行為である。ミニドスとは比べ物にならないほどの良のゆっくりオーラを出せるドスがゆっくりオーラをさらに出すとどうなるか? 「ゆかっ・・・!かっ・・・!・・・!!!・・・!!・・・!」 「ぐる・・・っじぃ・・・!ぃ・・・!!・・・!」 「ひゅーっ・・・!ひゅーっ・・・!ひゅっ・・・ひゅっ・・・」 「ごがっ・・・!がっ・・・ぐっ・・・!!!・・・!!・・・!」 「む・・・ぎ・・・ゅ・・・!」 呼気が困難になるどころではない。ゆっくりしすぎて呼気が出来ない程になってしまった。 ぐーねぐーねと体を動かしながらそこらかしこでゆっくりが悶え苦しみ、のたうちまわっている。 「ゆ”!?どぼじでえええええええええっ!?」 「ゆハはハハははハハハははハハはハハは!!自分カラ群れを始末スる何て見上ゲたドすダなァ!」 「あ”あ”あ”あ”!!みんなあああああ!ゆっぐりじでいっでね!ゆっぐり!ゆっぐりじでいっでね!」 ・・・ドスの呼びかけも空しく、声はどんどん小さくなっていき、やがて完全に聞こえなくなっていた。 辺りのゆっくりの表情は凄まじく口を限界まで伸ばし寒天の両目を見開き、もがき苦しんだ末の最後だと言う事が見て取れた。 本来ゆっくりには呼吸は必要ない。そう思い込んでいるだけだからだ。 ミニドスとドスまりさはそれを知っていた為に無事である。 「ゆぐっ!よぐもだまじだなああああああ!ごろじでやるうううううう!」 「ユバぁッ」 ・・・ドスの舌がミニドスを叩き潰した。 グチャリと餡子が飛び出し、それまでの悪夢があっけなく終わりを告げる。 「ゆふーっ!ゆふーっ!ごのっ!ごのっ!ごのおおおおおおおおお!!」 何度も舌で叩き潰すドスまりさ。餡子が動かぬ饅頭となった群れのゆっくり達にビチャリと飛び散る。 「よぐもっ!よぐもっ!よぐもっ!よぐもっ!よぐもおおおおおお!」 「イケないナァ」 「ゆ”!?」 声が聞こえた。 聞こえるはずのない声が。 ドスまりさの小麦粉の体に、鈍い痛みが走った。 直後に流れてきたのは。苦痛や怨嗟、助けを呼ぶ声のイメージだった。 「イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテタスケテクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイクルシイ」 「・・・どす・・・ドス・・・ドス・・・ドす・・・ドスドスドスドスドスドスドス・・・」 嫌悪感にドスの小麦粉の皮から玉の様な水飴の汗が噴き出る。 カチカチと砂糖細工の歯が鳴った。 ドスは理解した。これは これはミニドスに吸われたゆっくり達の意識である。 知らないゆっくりもいれば、群れのゆっくり達もいた。 「ゆげっ!ゆげぇぇぇええええええええ!!げっ・・・げぇぇっ・・・!」 ドスが大量の餡子を吐き出す。何度も何度も柄付きながら。 それでも声は掻き消えない。洪水の様に流れ来るゆっくり達の意識が流れ込む。 「このからだはまりさのものだ」 「れいむがこのからだを」 「どすたすけて」 「どすゆっくりできないどすはじぶん。じぶんがどすに」 「どすになる」 「ちょうだいね。どすのからだをちょうだいね」 「くれ・・・くれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれくれ」 ・・・・・・ ・・・ 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!」 ドスまりさの寒天の両目が左右非対称にカメレオンのようにグルグルと回り始めた。 体をぐーねぐーねとしながらのたうちまわり、岩の壁面に何度も頭をぶつける。 餡子が漏れ出ても痛みを感じても頭の声は消えない。何かが侵食してくる嫌悪感を叫び、もがく事でしか和らげる事は出来なかった。 「あ”あ”あ”あ”あ”ぎぐゆぎゅあぶるるぐぎがじゅおぅえぢゅぎゅじょばぁぎぶりりれじょふゅぎゅああ”あ”あ”あ”あ!!!!!」 訳のわからない奇声を上げて垂直に跳ねたりこーろこーろしたりのーびのーびを何度も繰り返した。 砂糖水の涎と涙とうんうんとしーしーをまき散らし、舌を投げ出し暴れ回る それを二時間も続けた辺りだろうか?ドスがぴったりと動かなくなってしまった。 定まらぬ目線で中空を見据え、舌をだらんと投げ出し、口を半開きにしたまま動かない。 ・・・時折僅かに体を揺する程度で、ドスまりさはゆっくりとしての致命的な何かを失ったようだ。 ドスを尻目に帽子が無くなった私は呟く様にこう言った。 「ユックりオーらの濃度100倍ダ・・・どス・・・何ガ見えタかナ・・・?」 ドスからの返答は無い。 洞窟の入り口の向こうが白んでいる。 夜が明けたようだ。 私は洞窟を飛び出すと、森の中へと消えていった。 ・・・この日、森のとあるゆっくりの群れが消えた。 森から街から。そのミニドスの姿を以降見かけた物は誰もいない。 しかし忽然と群れが消えたり、街からゆっくりが極端に減ったりすると言う事が稀に、極稀に起こる。 ゆっくり達の間で一つの噂が経った。 「突如ゆっくりが消えるのは餡子を吸う子まりさのせいだ」と それらはやれドススパークを撃つ10mものドスまりさだとか、やれ、てんたくるありすのまりさ版だとかとうわさが経つが その姿を、正確に知るゆっくりは、いない。
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【イナゴの佃煮】 唯「あっ、それも私が入れたやつだ」 和「あんたねえ……」 梓「脳を宇宙生物か何かに乗っ取られて『一升食べるのを邪魔しろ』と命令されているとしか 思えないんですけど」 律「ていうか、どこの馬鹿だよ! 弁当にイナゴ入れてきたのは!」 唯「それは私が持ってきたの。お父さんとお母さんの長野旅行のおみやげ。お茶の時間に みんなで食べようと思って」 澪「もう何もかもダメだ! お前は!」 紬「うう…… の、和ちゃんもケーキでご飯を食べたんだし、私も食べてみるね!」ヒョイッ 風子「うわぁ…… 虫だ……」 梓「私、ちょっと無理です……」ウプッ 紬「えいっ!」パクッ モグモグモグモグ 澪「ひいいいいい…… ムギが虫を、バッタを食べてるぅ……」ガクガクブルブル 紬「……おいしい!」 律「マジで!?」 紬「うん、エビみたい。少し青臭いエビって感じ。普通の佃煮よ」ヒョイ パクッ 律「信じらんねー…… バッタって美味しいんだ……」 紬「これならいけるわ!」バァクッ モォグモォグ 梓「ちょっ…… 今、一口で茶碗のご飯が半分無くなりましたよ!」 唯「ホントにムギちゃんで終わっちゃうかも……」 紬「ほふぁふぁふぃ」モォグモォグモォグ 澪「早っ! もう一杯食べたのか!?」 梓「もう『バキューム琴吹』なんて呼び捨てにしちゃダメですよ。『バキュームさん』ですよ」 律「いや、『大先生』だな」 梓「それはそれでしょっぱくてご飯が進みそうな呼び名ですね」 ――紬、怒涛の快進撃! 瞬く間に三杯を食べ切る活躍を見せる! しかし、ここで問題発生! 紬「どうしよう。おかずのイナゴが無くなっちゃった」ペロリ 律「おかずも食べすぎだろ、ムギw」 澪「唯、これはおかずを補充してもいいんじゃないか?」 唯「うん! ムギちゃん、特別ルールでもう一回引いていいよ!」 紬「じゃあ、これ」ゴソゴソ スッ 【ハチノコ(塩味)】 律「だーかーらー!!」 澪「唯ぃいいいいい!!」 唯「お、お父さんとお母さんがね、長野にね……」 梓「律先輩、こいつ殴っていいですか?」 紬「うん、これも美味しい! ちょっと冷えてフニャッとなったポテトみたい!」ヒョイ パク ヒョイ パク ガツガツ 和「微塵の躊躇も無く食べたわね……」 風子「琴吹さんが芋虫食べてる……」 紬「んぐんぐ…… ほふぁふぁふぃい!」サッ ――紬、ハチノコという新たなおかずを得て、さらに三杯を完食! なんと合計六杯の記録を達成! 紬「うーん…… ごちそうさまぁ……」 律「いやー、三合は食べたぞ。やっぱすごいな、ムギ」 和「それにイナゴとハチノコが合わせて300gくらいあったわよ。その身体のどこに入ったのか 不思議だわ」 梓「虫で白飯をモリモリいく女子高生というかなり珍しい絵も見せてもらえましたし」 風子「おひつの中はあと四杯分くらいだよ。あとは唯ちゃんと田井中さんの二人だし、全部 食べられそうだね」 唯「いよーし! 頑張っちゃうぞー! 私のおかずはぁ~……」ゴソゴソ スッ 【フリスク】 唯「あうぅ……」 律「……」ハァ 澪「……」ハァ 和「どうしてかしら。展開としてはピンチなのに、すごく気分が良いわ」 梓「因果応報とはこのことですね」 唯「あの…… これはちょっと無理だから引き直し……」オズオズ 律「そんなワケないだろ。はい、ご飯」コトッ 梓「こんなのふりかけみたいにこう、こうですよ」サッサッ パラパラ 風子「うわっ、ここまでスースーする匂いが漂ってくる……」 澪「はい、『いただきます』は?」 唯「い、いただきます……」ソーッ パクッ 紬「私、フリスク食べたことないから、ちょっと興味あるかな」 唯「はぁあああああ!! げほっ! げほっ! ごほっ!」ガタッ 律「wwwwwwwwww」 梓「wwwwwwwwww」 和「まあ、100%こうなるとは思っていたけど」 澪「なあ」 紬「やっぱり興味無い。全然無い」 唯「これ無理!! 無理ぃいいいいい!! げほっ! げほっ! おええっ!」 律「えずくなよ!w」 梓「せめてその一杯は食べてくださいよw」 唯「うわわわわわ…… 無理だぁあああああ……」 ――咳き込み、えずき、三十分ほどかけながらも、唯、何とかフリスクご飯をクリア。 唯「ご、ごちそうさま…… なんか舌と指先が痺れてる…… 寒くないのに寒い……」 律「もっと頑張れよー。私、三杯も食べなきゃいけないだろ。あんまりお腹空いてないのに」 唯「いや、もう無理だよぉ」 澪「まあ、でも、三杯なら頑張ればいけなくはないだろ」 律「おかずにもよるなあ。どれどれ」ゴソゴソ サッ 【ごはん】 澪「んん?」 律「何、これ……」 唯「ごはんはおかず! ごはんはすごいよ! ないと困…… あ、いててて。りっちゃん、 胸倉つかまないで。痛い痛い痛い」 梓「普通にキレちゃダメですって、律先輩」 澪「よせ、律。唯はこういう奴なんだ。わかってたはずだろ」 律「おかずも無しでご飯三杯も食べられるワケないだろ!」 和「唯を擁護するつもりはまったく無いけど、一応みんなここまで何が出ても食べてきたから、 律も頑張りなさいよ」 律「鬼畜眼鏡め…… むむむ……」 梓「どうぞ」コトッ 律「そうだ! 飲み物はOKなんだろ!?」 唯「え? うん、OKだけど」 律「ムギ! お茶淹れてくれ! 今すぐ!」 紬「は、はい!」タッタッタッ 風子「あ、そっか」 唯「なぁに? どういうこと?」 風子「お茶漬けよ。お茶漬けにして流し込んじゃえば食べやすいでしょ?」 梓「なるほど。考えましたね」 律「へへ~ん。ナイスアイディアだろ」 紬「りっちゃん、お待たせ! はい、紅茶!」 律「うおおおおおい!! なんで紅茶なんだよ!!」 紬「えっ、だって『お茶淹れてくれ』って……」 律「普通お茶漬けって言ったら緑茶だろ!」 澪「いや、律の言い方も悪かったろ。普段、飲んでるのは紅茶なんだし」 和「最初から『お茶漬けにするから緑茶を淹れてくれ』って言えば良かったのよ」 唯「出てきたものはちゃんとお腹に入れなきゃダメだよ。りっちゃん」 律「だー! わかったよ! 食べりゃいいんだろ! 食べりゃ!」トポトポトポ 梓「赤茶色のお茶漬けって気持ち悪いですね……」 紬「りっちゃん、お砂糖とミルクは?」 律「いるか! そんなもん!」 唯「さあ、大将りっちゃん! 頑張って!」 律「いただきます! ぬおおおおおおおお!」ガツガツガツ 梓「いったー!」 律「うわ! まずっ! まっずぅううううう! ぅおえ!」ガタッ 風子「同じお茶の仲間なのに、こうも違うんだね」 澪「ウーロン茶漬けとかほうじ茶漬けもあるのにな」 律「全然ご飯と合わねえぇえええ…… あー、もう!」ガツガツガツ 唯「すごい! あとちょっとで一杯目クリアだよ!」 律「一杯目終わりぃ! おかわり持ってこぉい! まっず……」 ――やけくその律は凄まじい勢いで一杯目、二杯目を食べ終わり、いよいよラストの三杯目に突入! 律「もうさぁ、お金払うからこれ食べなくていいことにしてよ……」ゲェプ 梓「何言い出してんですかw」 澪「あともう少しだぞ! さっきみたいにかき込んじゃえよ!」 律「いや、もう、最初からそんなお腹空いてない上に、紅茶でお腹タポンタポンだし……」 澪「そんなこと言ってる間に、ご飯が紅茶を吸ってどんどん食べづらくなるぞ」 律「こんなのでお腹いっぱいになるのがなんか嫌だ…… はぐっ……」モソモソ モソモソ 梓「うわー、まったく盛り上がらない地味な絵になってきましたよ、これ」 和「もうだいぶ長くなってきたから、さっさと食べちゃいなさいよ」 澪「そうだな。正直飽きてきた」 律「言いたい放題だな、お前ら…… ええい!」ガツガツガツガツ 唯「おっ! ラストスパート!」 梓「ぶ・ちょ・う! ぶ・ちょ・う! ぶ・ちょ・う!」 紬「りーっちゃん! りーっちゃん! りーっちゃん!」 澪「りーつ! りーつ! りーつ!」 律「コール揃えろよ! バラバラでやりづらいよ!」ガツガツガツガツ 風子「あともう少し! もう少しだよ!」 律「おっしゃあー! 完食ぅー!」カタンッ 唯「やったぁあああ! 一升達成!」 澪「すごいな。本当におひつが空になった」 梓「一時はどうなることかと思いましたよ」 和「ムギのおかげによるところが大きかったわね。あとは梓ちゃんと風子も」 風子「私、しばらくカレーはいいかな……」 律「私はしばらく米を食べたくないよ…… うっぷ……」 紬「イナゴとハチノコ、長野からお取り寄せしようかしら。美味しかったぁ~」 唯「じゃあ、ご飯一升完食を祝して、ばんざーい! ばんざーい! ばんz ガチャッ 憂「お姉ちゃん、調理実習でハンバーグを作ったんだけど食べない? あ、皆さんの分もありますよ」 おしまい 戻る
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※ドスもの ※既存の設定に反する描写あり 「むきゅ~!どす、あたらしくむれにはいりたいっていってるこがきたわ!」 「ゆゆっ!まりさがドスまりさなんだね!」 『ん?あー・・・多分そうだよ~』 「れいむたちをどすのむれにいれてね!」 『ん~、好きにすればぁ?』 「ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりしていってね!」 「むきゅ~、ゆっくりしていってね!」 いや、ゆっくりさせてもらうのはお前達でしょうが、と突っ込みたかったがドスまりさは突っ込まなかった。 なぜなら、餡子脳の妄言にいちいち突っ込んでいてはきりがないから。 『ん、ゆっくりしていってね』 「やったね、まりさ!これでれいむたちゆっくりできるよ!」 「みてみるんだぜ!こんなにおおきいどすがいるのにあんまりゆっくりがいないんだぜ!」 「「「「しゅごくひりょいむらだよ!」」」」 「そうだね、まりさ!ねえ、どす!れいむたちにごはんちょうだい!」 ドスは思った・・・またこれか、と。 自分が一人でゆっくりしているところにやってきたゆっくりは大抵こんな要求をしてくるのだ。 一体こいつらの脳内のドスのイメージはどうなっているのか気になる。 が、聞いたところでうんざりさせられるだけなのは目に見えているのでいちいち聞かない。 『自分で取って来てね』 「ゆゆっ!どすはみんなのためにがんばるものなんだよ!」 『そんなの知らないよ。ここでゆっくりしたいなら自分で何とかしてね』 「どす、それはしょくむほうきってやつなんだぜ!」 『あー、そう?じゃあ、他所に行けば?』 「ゆぎぃ!まりさ、それはこまるよ!」 「ゆうううう!なまけもののどすなんだぜ!」 『子ども達の面倒は群れが勝手に見てくれるからね~』 「ゆっくりりかしたよ!おちびちゃんたちはここでゆっくりまっててね!」 「「「「ゆっきゅりりかいちたよ!」」」」 『あ~、そうそう。近くの人里に美味しいお野菜が沢山あるけど、あれは人間のだから盗らないでね』 子ども達を近くにいた子ども達の世話係のゆっくりれいむに預けるとその両親は意気揚々と餌集めに出かけて行った。 れいむの前を行く妙に自信に満ち溢れた、どこか尊大さの滲み出るまりさの背中を見ながらドスまりさは思った。 あの子は「だぜ!」とか言っていたし、きっと「どすがいるからだいじょうぶなんだぜ!」なんて言いながら人間の畑に侵入するんだろうな、と。 「ゆゆっ!にんげんがきたよ!」 そう叫んだのは集落の見張り役のゆっくりまりさ。 『ん~・・・やっぱりやっちゃったんだね~』 「むきゅ~、どうするのどす!」 『大丈夫だよ。人間はまりさと話をしに来ただけだから』 「さすがどすね!にんげんからもいちもくおかれているなんて!」 非常事態にもかかわらず、のん気に感嘆しているのは自称ドスの補佐役のゆっくりぱちゅりー。 正直に言うと、頼んだ覚えはない。 そもそも、群れを治めるつもりのないこのドスまりさにとって補佐なんて必要ない。 「どす!にんげんがみんなをさらおうとするよ!ゆっくりたすけてね!」 『じゃあ、みんなをここに集めてきてね~』 「ゆっくりりかいしたよ!」 数十分後、ドスの周りには200匹近いゆっくりが集まっていた。 そのうち130匹程度が子ゆっくりで、残りが成ゆっくり。ちなみに既に60匹ほどのゆっくりが捕獲されていたりする。 そして、ドスの前に10人くらいの人間がやってきた。 「やあ、ドスまりさ。今回もいっぱい居るね!」 『まあね~。まりさを見かけて崇めて集まって、噂を聞いてやってきて、ある程度大きくなったらゲスがやって来て・・・』 「はっはっは、いつも通りか!」 『うん、そうだね。大体いつも通り。今回もいつも通りゲスが畑を荒らしたんだね?だったら、いつも通りにやってね~』 「どす、なにをいってるの?」 「ゆっくりしないでにんげんをやっつけるんだぜ!」 しかし、ドスまりさは動かない。代わりにやって来た人間達がせかせかと動く。 群れのゆっくり達を回収するために。 ドスの助けがないことに気づかないゆっくり達は容易く籠や袋に放り込まれていく。 「どす!たすけてよ!れいむのあかちゃんがっ!?」 『自分の子どもは自分で助けてね。それが親の努めだよ』 「ゆうううううう!どすのばか!ゆっくりしね!」 『お兄さん、この子さっさと捕まえてね』 「がってん!」 「どすううううううう!だしゅげでええええええ!」 『自分に向かって死ねなんていった子助ける馬鹿は居ないよ。ゆっくり理解してね?』 「むきゅうううううう!どす、どうしてなかまをみすてるの!?」 『仲間じゃないよ。だからまりさ何もルールを押し付けたりしてないし、何もしてもらわなかったでしょ?』 「むきゅう!?い、いっしょにゆっくりしたじゃない!?」 『まりさは一人でもゆっくり出来るよ。魔法使いに教わった捨食の儀式も済ませてるから、ご飯集めてもらう必要もないもん』 「むきゅうううう!ばぢゅりーむれをがんばっでとうそつしたのにいいいいい!?」 『まりさ頼んでないよ?それにぱちゅりーが来る前からこの群れはそれなりに落ち着いてたし』 「むきゅううう!どほぢでそんなごどいうのおおおおおお!?」 『事実だからだよ。ゆっくり理解してね』 「ぢがうよおおおお!ばぢゅりーがんばっだ・・・ゲホッ」 『でも、人間がここに来たのはぱちゅりーがあのゲスを連れて来たからだよね?あの子達が人間の畑を荒らしたからだよね?』 「む、むぎゅううううううう・・・」 「ま、まりさよりれいむのほうがおいしいんだぜ!」 「ゆゆっ!どうしてそんなこというの!?」 「まりさはゆっくりしたいんだぜ!?」 「れ、れいむだってゆっくりしたいよ!」 「そんなのかんけいないんだぜ!」 「どす~、ゲスまりさをゆっくりせいさいしてね!」 『二人とも加工所行きなんだから意味ないよ』 「「がごうじょ!?がごうじょはいやだあああああ!ゆっぐぢでぎないいいいい!!」」 「「「おきゃーしゃああああん!たちゅけてええええええええ!?」」」 「やめてええええええ!!れいむのあかちゃんつれてかないでえええええ!?」 「はっはっは、大丈夫だよ。君も一緒に連れて行ってあげるから!」 「ゆゆっ!ゆっくりりかいしたよ!だからあかちゃんといっしょにしてね!」 「行き先は加工所だけどな!」 「ゆぎいいいいいいい!?がごうぢょいやあああああああ!!」 「「「やめちぇええええええええ!!」」」 「どすうううううう!れいむのあかちゃんをゆっくぢだしゅげでえええええええ!」 『えー、面倒臭い。それに自力で苦境を打開できないなら滅びるのも運命だよ。ゆっくり諦めてね』 「どほぢでそんなごどいうのおおおおおおお!?」 「どす!どほぢでみんなをみずでるの!?」 『だって、助ける理由がないもん』 「ひどいよ!まりさだぢ、どずのだめにいっばい・・・」 『いっぱい何?何か美味しいものでも持ってきてくれた?まりさが寝てるときに騒がないように配慮してくれた?』 「いっばい、がわいいあがぢゃんをうんだんだよおおおおお!?」 『誰も頼んでないよ?それに余計うるさくなって迷惑だったよ?君が産みたかっただけだよね?』 「がわいいあがぢゃんをみせであげだのにいいいいいい!?」 『言っちゃ悪いけど、君の赤ちゃんの可愛さは今まで見た赤ちゃんの中では中の下レベルだったよ。一番つまらないレベルの可愛さだったよ』 「どほぢでぞんなごどいうのおおおおおお!?」 『事実だからだよ。毒にも薬にもならないから、見るだけ時間の浪費だったよ!あ、君の時間の無駄な赤ちゃんが捕まったよ?』 「ゆゆ゛っ!まりざのあがぢゃんんんんんんん!?」 そんな調子で、ものの数十分もしないうちに群れのゆっくりは全員捕獲されてしまった。 「それじゃまたな、ドス」 『また変なのが集まってきたら助けてね~』 そう、このドスまりさが本当に共生関係にあるのはゆっくりではなく人間だった。 ドスにとって、人間はゆっくり出来るものではないが、あまりにも大きくなりすぎた自分のゆっくりを妨げるものではない。 むしろドスにとって厄介なのは同族ゆえ下手に排除も出来ないゆっくり達なのだ。 他力本願で、喧しくて、言うことを聞かないゆっくり達こそ自分にとって最大の脅威。 もちろん、群れのリーダーになりたがる三流のドスまりさならばそれでも何とか群れを治めようとするのだろう。 『ゆぅ~・・・これでゆっくりできるよ~』 勿論、仲間が居てこそゆっくり出来ると言う側面もあるのは事実だ。 もっとも、それは最初の10匹くらいまで。その頃についてくるゆっくりは自分に巨体に憧れ、尊敬の念を抱いている。 だが、それ以降に群れに加わるゆっくりは大体ドスの庇護目当てでしかないし、徐々にその傾向が強くなって新入りのゲス化が進む。 「ゆっくりしていってね!」 『ん?あー、うん。ゆっくりしていってね!』 群れが一掃された後に自分に話しかけてくるゆっくりの目は今目の前に居るれいむのようにきらきらと輝いている。 ただ純粋に「どすっておおきくてかっこいい!」と思っている。こんなゆっくりばかりならゆっくりした生活が営めるんだろう。 しかし、群れが大きくなると彼女らも仲間との生活に追われて自分に対して関心を失って、便利なデカブツとして見るようになる。 そうして気がつけば何もしない自分のことを野犬や妖怪除けくらいにしか思わないようになっている。 「ねえ、どすまりさ!れいむといっしょにゆっくりしようよ!」 『ん、あー・・・いいよ。いっしょにゆっくりしようね』 さて、このれいむはいつまで自分の事を仲間として見てくれるだろうか? これからどのくらいのゆっくりが集まってくるのだろうか? その群れはいつごろまで無事に生活を続けられるのだろうか? もしかしたら、優秀な統率者に恵まれて安寧を得ることが出来るだろうか? 一応、それを少しだけ期待している。だからこそ、畑を荒らすまでは手を出さないように人間にお願いしているのだ。 まあ、群れがどうなったところで、自分はここでゆっくりしているだけなのだけど。 ドスまりさは思う。ドスの本当の役目は導くことじゃなくて適度な試練を課すことではないかと。 ‐‐‐あとがき‐‐‐ 思いつきで書いてみたら、ある意味逆のベクトルのドス作品が上がってる・・・だと・・・。 って言うかもうこれドスまりさじゃなくなくなくね? byゆっくりボールマン このSSに感想を付ける
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【検索用 ほいっひーわんたぁらんと 登録タグ DADULLA MAYU UTAU VOCALOID ほ まあたろう 曲 曲は 狽音ウルシ 篠宮タカト 蘊盛】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:DADULLA 作曲:DADULLA 編曲:DADULLA 唄:狽音ウルシ・MAYU 曲紹介 D「ほおおいっぴぃぃぃいいわんんだあああああああああああん!!!!!」 MAYU うるし「あ、うん。歌詞…うん。。」 僕「(;´・ω・)」 曲名:『ほいっぴー☆わんだぁランド』 イラストは蘊盛(Twitter)、動画制作は篠宮タカト(Twitter)、マスタリングはまあたろう(Twitter)が担当。 歌詞 (動画より転載) ショコラ頭フル回転 ショットなショートにケーキ 甘党アンテナ ピピピ そうだよね マカロン 恋する♡糖度は満タンで でもちょっとビターで? そんなのなんか嫌だよ>< 甘くしよ!♪ 混ぜて爆ぜて飛んじゃって ドロドロになって 指と指で拭って 舐めてみちゃおう! 涙目上目遣いで ちょい頬を染めちゃって 気になるあいつをもうちょっと 狼にしちゃおう♪ 小腹はぐぅぐぅ? ちょっと味見しちゃおう! 超悩殺!トロトロの ラブ×2パワー! ホイッピーワンダーランド 甘く甘く膨らんで ちょっと甘すぎたかなぁ? でもそれがいいの! 恋する乙女だもん 甘いものは大切よ だって、知らんぷりの あなたは 苦すぎるだもん/// ミルキーロードで ピーポーポー 飛び交う秘密の電波 内緒と内緒のミルフィーユ 甘酸っぱい恋 でもね刺激も欲しいな あ~、でもちょっと怖いな…(´・ω・`) なんだが思考が焦げちゃいそう 飴をなめちゃお(*´ω`)b Popなロリポップ 舌先のTrap Honeysauceまみれ 小悪魔微笑 煩悩 本能 理性 犠牲にして Shake 搾ってあげるから ホイッピーワンダーランド 淡く淡く溶け込んで ちょっと苦すぎだからぁ? けどそれもいいの>< 恋する乙女でも 甘いものはほどほどに(*'ー') なんて、よく言うけど あなたも もっと甘くなって?(#^ω^) ハートがきゅんきゅん ギュッギュなでなでして…? 超濃厚 フワフワの 夢の中へ ホイッピーワンダーランド 熱く熱く蕩けそうで ちょっと焦げすぎたのは… 誰かのせいでしょ!! 恋する乙女だもん 好きな人へプレゼント♪ 「おいしい」その笑顔は ずるいよ 飛び込ませて ホイッピーワンダーランド コメント 名前 コメント
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人間はあまり出てこない。最近何も書いてないから色々おかしい。ゆっくりというのが実在していれば生態系とか理解できるんだけどねぇ…。 あと、恥ずかしいことに拷問の話しは何処まで書いたか把握できなくなっちゃって一時凍結。本当に恥ずかしい…。拷問系の映画を見直してきます。 ゆっくりって基本的に句読点使えない設定だと思い込んでたけどそうじゃないみたいで、使っていいのか使わない方がいいのかすげぇ迷ってる。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!…あまあまさんたくさんとれたよ!おちびちゃんゆっくりできるよ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!…」 ここは都会の街中。ゴミ袋を破り漁り生ゴミを得てひた走るまりさは野良ゆっくりである。まりさはかつて飼いゆっくりであったが捨てられた。 捨てられた理由は飼いゆっくり時代に野良のれいむを見かけて一目惚れし、事に励んでれいむを妊娠させ番になったからだ。 帰宅した飼い主のお兄さんは激怒し、れいむと別れるように言った。だが、まりさは頑なとしてそれを拒み飼い主の脚に噛みついた。 お兄さんの怒りはスッと冷めて、もういいと一言言うとまりさ達を窓から放り出してこういった。「お前らは今日から野良ゆっくりだ。家に来ても何もしない。俺はお前らを捨てた。」 「おにいさんあけてええええええええええええええええええええ!!」 「まりさはかいゆっくりじゃないのおおおおおおおおおおおおお!?どおしてえええええええええええええええええええ!!!」 いくら叫んでも無駄だった。二日間空腹をこらえて窓にずっと貼りついていた。仕事に出掛けるお兄さんに何度も頼み込んだ。 「おにいざんおねがいじばず!のらはゆっぐじでぎばぜん!」 「おねがいじまふ!おちびぢゃんをゆっぐじざじでぐだざい!」 いずれの言葉もことごとく無視された。それでも最後までずっと窓に貼りついていた。それにとどめを刺したのは猫だった。お兄さんが猫を家に入れて世話をしているのだ。 つまり…お兄さんは猫を飼い始めた。 「どぼぢでねござんどゆっぐじじでるのお!!?そこはばりざのべっどざんでじょおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆっぐじでぎるどおもっだのにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 シャーシャー 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああ!!ばりざのべっどさんにしーしーしないでええええええええええええええええええええ!!!」 「べっどざん…どっでもふかふかそうだよ…ゆぐっ…れいむあんなのでねたことないよ…」 ガラララララ 「うっせーぞ!すぐに出て行け!出て行かないなら殺すからな!」 「ゆぎぃ!!ど、どぼぢでえええええええええええ!!」 「れいぶどおぢびぢゃんをゆっぐじざぜで…」 ボコッ 「ばりざあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「ゆぎゃっ!!い、いだいいいいいいいいい!!どおしてこんなひどいことするのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「酷いことしたのはお前らの方だ。さっさと出てけじゃあな!。」 「ニャー!ミャミャミャー!(Fuck you! get a fuck out here! son of a yukkuri!)」 「なにいっでるがわがらないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 ガラララララ・・・ピシャッ! 「ゆっ…ゆっ…これからどうすればいいの…」 「ゆぐっ…ばりざ…れいぶのおうぢにがえろうね…」 「ゆっくりりかいしたよ…」 捨てられた二匹はれいむのダンボールハウスへと向かった。ダンボールハウスは近くの公園の花壇にあった。この公園には野良ゆっくりが多数生息している。 「ゆぐっ…ゆぐっ…ふかふかさんないよ…どこにいったの…」 「そんなものここにはないよ…まりさはゆっくりりかいしてね…」 「ゆっくりりかいしたよ…」 「ゆ?ここはありすのおうちよ!ゆっくりしないででていってちょうだいね!いなかもの!」 「「「しょうだしょうだ!ぶちゃいくなれいみゅたちはでちぇけ~!」」」 「どぼぢでれいぶのおうぢにありずがいるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆっ?…どういうことれいむ…」 「ゆゆっ!?き、きれいなまりさね!あ、ありすのおむこさんになってくれるならおうちでいっしょになっても…い、いいわよ!」 「どぼぢでそうなるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「ゆ…まりさ…ざんねんだけどここをとりかえすのはむずかしいきがしてきたよ…ゆっくりほかのところにいこうね…」 「ゆっくりりかいしたよ…のらはたいへんなんだね…」 「ん、んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!ありすといっしょにつがいになりましょうねええええええええ!!まりさあああああああああああああああ!!」 「ゆ、ゆわあああああああああああああああああああ!!ありすがれいぱーになっちゃったああああああああああああああ!!まりさにげてえええええええええええええええええええええええ!!」 「ゆっ!?ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりにげるよ!」 「おきゃあしゃんどうちちゃにょ!?」 「んひょぉぉぉぉぉぉ!!」 「ありちゅおちついちぇ!…やめちぇえええええええ!!ありちゅおねえちゃんしゅーりしゅーりしにゃいぢぇえええええええええ!!!」 レイパーと化したありすから逃げるまりさ。発情した母親を目の当たりにした影響でレイパーとしての本能を剥き出しにし、実の姉に襲いかかる赤ありす。 そんなとき、ゆっくりにとっては速い動きで何かが近づきレイパーありすのぺにぺにを貫き、潰した。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!んぐゅ!!…あ、ありずのべにべにがあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「「ゆううううううううううううううううううううううううううううううう!?」」 「ちゅっきりー!…もっちょすっきち…」 「もっちょゆっくちしちゃきゃっちゃ…」 「ゆやあああああああああああ!!どぼちちぇいもーちょたちぎゃしんぢぇるにょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「わかるよー!ゆっくりしてないれいぱーはしねばいいんだよー!」 突如として現れ、レイパーありすに牙を向けた者の正体はゆっくりちぇんだった。ゆっくりちぇんは口に咥えた木の枝でぺにぺにを潰したように、ありすに向かって突進していった。 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいい!!やべでええええええええええええええええ!!ありずをいじめないでえええええええええええええええええええええええ!!!」 「わかるよー!おまえみたいなくずのせいでみんなゆっくりできないんだよー!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!ありずのおべべがあああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「わかるよー!!そんなきちがいさんのめなんてだれもみたくないんだよー!」 「ゆやああああああああああああああああああああああああ!!いぢゃいいいいいいいいいいいい!!ありずのながみもれないでえええええええええええええええええええええええ!!!」 「わかるよー!!!おまえのせいでいっぱいしんだんだよー!いっぱいごはんもなくなったんだよー!ゆっくりわかってねええええええええええええええええ!!!!」 「ゆぎゃぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!…もっどありずゆっぐりし…」 「お、おきゃあしゃん!?ど、どぼぢぢぇおきゃあしゃんみゃぢぇ…ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!…もっちょゆっく…」 「わかるよー…れいぱーのこはれいぱーなんだねー!」 「ゆふぅ…れいぱーをたいじしてくれてありがとう!ゆっくりおれいをいうね!」 「まりさもおれいをいうよ!ありがとうね!」 「ゆ?れいむはしってるかおだけどこのまりさはみかけないかおだね…わからないよー…」 「ゆ!まりさはまりさだよ!ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「まりさはどこからきたのかなー?ちぇんわからないよー?」 「まりさはさっきまでかいゆっくりだったんだよ…でもわけもわからずすてられちゃったんだよ…」 「…わかるよー れいむがにんしんしてるんだねー!きっとれいむとつがいになったからすてられちゃったんだねー…」 「ゆ!?どうしてそこまでわかるの?ちぇんはれいむにおしえてね!」 「だれだってわかるよー…のらゆっくりならだれだって…みんなそんなりゆうですてられてるんだよー…さいきんはようしゃなくつぶされちゃうんだよー…まだゆっくりできてるほうだよー…」 「そ、そんな…まりさはれいむとつがいになっただけなのにつぶすなんて…」 「のらゆっくりはにんげんさんたちからきらわれてるんだよー…にんげんさんにたかったりごみすてばをあらすからだよー…でもいきるためだからしかたないんだよー…わかるよー…」 「ゆ…そんな…ゆ?ごみすてばをあさってどうするの?」 「「ゆ!?」 「…まりさはそんなこともわからないの?」 「わかるよーまりさはさっきまでかいゆっくりだったからしらないんだねー のらゆっくりはなまごみさんをあさってごはんさんにするんだよー」 「ゆ…ゆえ?ま、まりさそんなきたないことしなくないよおおおおおおおおお!!!おにいさんどこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「うるさいよ!まりさはしずかにしててね!にんげんさんにみつかったらたいへんなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「…どぼぢでえ…」 「にんげんさんにみつかったられいむたちはころされちゃうんだよ!えいえんにゆっくりできなくなっちゃうんだよ!ゆっくりしたいならゆっくりりかいしてね!ゆっくり!」 「ゆっくりりかいしたよ…でも…でも…おにいさんにかみついたぐらいでどうしてまりさたちのことすてちゃうの…」 「ゆ!?にんげんさんにかみついたの!?わかるよ!まりさはおおばかものなんだね!にんげんさんにさからったらきほんてきにみんなころされちゃうよ!ゆっくりりかいしてね!」 「どぼぢでそんなごどいうのお…」 「…まりさはれいむのはなしをきいてね!あとちょっとしたらわかってくるとおもうよ…」 「ゆっくりりがいじだよ…」 「とりあえずきょうはれいむのおうちをかたづけてねようね…」 「ちぇんもてつだうよーわかるよー」 「ゆぎっ!?ぐ、ぐざいいいいいいいいいいいいいい…」 「ゆっくりのししゅうごときでめちゃくちゃいわないでね…にんしんちゅうのれいむでもやるんだから…」 「ゆっくりりかいしたよ…」 まりさは嫌々ながらに、ちぇんとれいむは慣れた様子でありす達の屍を口に咥えて少し離れたところまで持っていき埋葬した。 「れいぱーがじごくでもゆっくりできませんように!わかってねー!」 「ありすたちはゆっくりりかいしてね…なむなむ…」 「ぐざがっだぁ…ゆ?ふたりともなにやってるの?」 「…おいのりだよ…ここのみんなのしゅうかんだよ…わかってねー…」 「ゆっくりりかいしたよ…れいぱーのありすたちなむなむさんだよ…」 お祈りと称しているが、罵倒に他ならない言葉をまりさ、れいむ、ちぇんの三匹はレイパーありす親子に手向けた 。そしてちぇんと別れて、二匹はすぐに寝た。死臭も殆ど染みついていなかったため、まりさもゆっくりと寝ることが出来た。そして朝を迎える。 「ゆふっ!ゆふっ!…まりさおきてね!ゆっくりおきてね!」 「ゆ~?まりさまだねむねむさんだよ…ゆっくりたたくのをやめてね…ゆぴー…ゆべっ!」 「ゆっくりしないでおきてね!ごはんさんをかりにいくじかんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ゆぅ…ゆっくりりかいしたよ…ごはんさん…なまごみ…」 「すねないでね!れいむはおちびちゃんがいるのにひっしにがんばってるんだよ!ゆっくりしないでさっさとうごいてね!」 「…おちびちゃん…ゆっくりりかいしたよ!まりさがんばるよ!」 「じゃあまりさはれいむのあとについてきてね!」 れいむ先導の元、二匹はゴミ捨て場へと向かった。まりさは眠たそうにしているが時刻は7時を迎えていた。清掃車が来る前に生ゴミを漁らなくてはいけないのである。 「ゆっ!ゆっ!まりさ!いそいでね!」 「ゆ!まってねれいむ!ゆっ!ゆっ!…」 「あったよ!このふくろのなかからごはんさんをさがそうね!」 「ゆ…ゆ!わかったよ!まりさがんばるよ!がーじがーじ…」 「がーじがーじ」 二匹がゴミ袋を噛み千切っていると、ついに中から生ゴミが出てきた。中身は野菜クズ、ヘドロとなった何か、フライドチキンの骨だった。 「むーしゃむーしゃ…しあわせー!ゆ!まりさこれとってもおいしいからおうちにもってかえろうね!」 「ゆ…ゆっくりりかいしたよ!もってかえろうね!まりさとれいむのあかちゃんのために!」 「まりさ…そうだね!ゆっくりはやくかえろうね!」 まりさは帽子と口に生ゴミを入れて、れいむも口に生ゴミをいれて巣へと戻っていった。まりさは口の中の生ゴミが臭く、帽子も臭ってくるのを我慢していた。 我慢するのは番のれいむの為。何よりこれから生まれてくる赤ん坊のため。まりさはそう考えて我慢して生ゴミを巣まで運んでいった。 「ゆっ!ゆっ!…ぺっ!」 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!…ゆげぇ…」 「ゆ!まりさだいじょうぶ!?」 「へ、へいきだよ…なまご…ごはんさんがくちにひっかかっただけだよ!」 「ゆ!それならよかったね!どくでもはいってるのかとれいむおもったよ!」 「…どくって?」 「ゆ…たまになまごみさんのなかにどくがはいってるんだよ…それをたべたゆっくりはくるしんでしんじゃうんだよ…とくにあまあまのなかにどくがはいってるきがするよ…まりさもきをつけてね!」 「あまあまに…どく…」 まりさには考えられなかった。甘味はいつだって美味しくて夏バテした時にも怪我した時にも役立つ、美味しくて優れた力の源なのだと。事実、お兄さんがくれた甘味は全てゆっくりできた。 それが野良ゆっくりになるとゆっくりできない。なぜならそれは毒が入ってるから。なぜ毒を入れる?まりさは最近まで温室育ちだった。まりさはここに来て何度目かの"理解"をした。 「…ゆ……にんげんさんは…のらゆっくりがきらいなの…?」 「ゆ…しかたのないことだよ…のらゆっくりは…れいむたちはごみすてばをあらして…あまあまをたかって…にんげんさんのはんかんをかってるんだよ…」 「はんっかん……」 舌足らずに反感という言葉を聞いてまりさは思い当たる節が色々あった。赤ゆっくり時代にお兄さんに散々わがままを言ったこと。その都度お仕置きを沢山されたこと。 成ゆっくりになってからはそういうことも減ったが、アイスクリームをねだったりなんかはよくある光景だった。外に連れて行けともしつこく迫った。そして何より自分勝手にれいむと番になった。 「ゆ…まりさは…おにいさんにはんっかんをかっちゃったんだね…」 「……いまさらおそいよまりさ…そのおはなしはもうやめよう…」 「ゆ…そうだね………まりさはれいむといきるよ!」 「ゆ!そのちょうしだよ!がんばろうねまりさ!」 「「ゆ!!」」 二匹はとりあえずに残された情熱で逞しく生きようと思った。 「れいむ!まりさはこのあとなにをすればいいの?!」 「ゆ?ゆー…おひるねさんだけだよ」 「ゆゆっ!?おひるねさんだけでいいの?」 「ごはんさんもとれたしいまやることはぜんぜんないよ」 「じゃあまりさはゆっくりねるね!ゆっくりおやすみなさい!ゆぴー…」 「ゆっくりおやすみなさい!…ゆぴー」 ジリジリジリジリジリ 「ゆぴー」 「ゆぴー」 ジリジリジリジリジリ 「…ゆっぴー」 「ゆぴー」 ジリジリジリジリジリ 「ゆ…あつすぎてねれないよ…くーらーさんもないんだね…おみずさんごーくごーくしたいよ…」 「ゆぴー」 「…れいむはよくこんなふうにねむれるね…まりさにはむりだよ…」 時は夕暮れ 「ゆふぁあ~…ゆぅ…まりさゆっくりおはよう…」 「ゆはぁ!ゆはぁ!ゆはぁ!れいぶ!おみずざん!おみずざんどご!?」 「ば、ばりざあ!?おみずさんはあっちにあるよ!あっちのおうちさんにあるよ!」 「ゆっぐじりがいじだよ!ばりがどうね!」 まりさは汗だくの状態でれいむが示した建物へと入っていく。臭い、臭い、とにかく臭い。なぜならこの建物は公衆トイレだからである。便器を発見してまりさはここがトイレであることに気付いた。 「ぐざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!…ゆ゙っ!?ひょっどじでどいれのみずをのぶのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」 「わかるよー そこでうるさくしてるのはまりさなんだね!」 「だずげでぢぇんんんんんんんんんん!!!ばりざどいれのみずなんがのびだぐだいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「わかるよー まりさはわがままなんだね!ごーくごーく…ちぇんはいつもここのおみずさんをのんでるよ!」 「ゆげえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!それはうんうんするところのみずだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「…わかってないねー のらゆっくりはにんげんさんのうんうんいかなんだよー!そうじゃなかったらここまでみんなくるしいおもいしてないよー!」 「ぞんなあああああああああああああああああああああ!!!」 「のみたくなかったらのまなくていいよー そのままひからびちゃうけどねー わかるよーじゃあね!」 「そんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!…ごーくごーく…ゆげ!ゆげぇぇぇ!!…ごーくごーく…ゆえぇ…」 結局まりさは喉の渇きに負けてトイレの水を飲み始めた。多少の餡子を吐きつつも吐いた餡子を飲んでグッとこらえて…それを何回か繰り返した。顔面蒼白になりふらふらと巣へと戻ったまりさ。 「ゆ!おかえりなさいまりさ!」 「た、ただいまれいむ…」 「ゆゆ!?かおいろがわるいけどだいじょうぶ!?」 「だいじょうぶだよ…といれのおみずさんをのんだのがはじめてだっただけだよ…」 「ゆ…まりさはかいゆっくりだったからいろいろとつらいね…それはそうともうすぐあかちゃんがうまれそうだよ!」 「ゆぅ…ゆゆっ!?あかちゃん!?ゆわわ…まりさどうすればいいの!?」 「おちついてね!れいむのそばにいてくれるだけでいいよ!」 「ゆゆゆゆっくりりりかいししたよっよよよよ!」 ユサユサ…ポトッ 「ゅ…おちょうしゃんちょおきゃあしゃん!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」 「「ゆっくりしていってね!」」 「ゆわあああああああああああああああああああ!!れいむにそっくりのおちびちゃんだよおおおおおおおおおお!!」 「おちついてねまりさ!まだつぎのあかちゃんがいるよ!」 「ゆゆ!そうだね!おちびちゃんゆっくりおちてきてね!」 「れいみゅにょいもーちょぎゃんばっちぇにぇ!」 ユサユサ…ユサユサ…ペシャ 「ゆぴぃ~!ゆ゙っ!ゆ゙っ!…ゅ……」 「…ゆ?ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!ばりざにぞっぐりのおぢびぢゃんがあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「どぼちちぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!れいみゅのいもーちょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「……しかたないよ…ふたりともゆっくりおちついてね」 「ゆっぐじりがいじだよ…」 「ゆぐっゆぐっ…いもーちょぎゃ…ゆぐっ!ゆぐっ!」 ユサユサ…ポトッ 「…ゅ…ゅゅ?…ゆぴ!ゆぴぴ!ゆぴー!ゆぴい!」 「ゆわああああああああああああああああああああああ!!れいむにそっくりのおちびぢゃんだよおおおおおおおお!!ゆっくりしていってね!!」 「いもーちょはゆっくちしちぇいっちぇにぇ!れいみゅはれいみゅぢゃよ!!」 「ぴぴー!ぴぴぴー!ゆぴぴゃー!!」 「………ごめんね」 「ゆぴぃ!!!!…ゅ…」 「ゆ、ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!どぼぢであがぢゃんごろじじゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「なんぢぇれいみゅにょいもーちょきょろしちゃうにょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 「ふたりともゆっくりきいてね!たりないゆっくりはゆっくりできないんだよ!のらゆっくりはとくにたりないゆっくりがいるとかぞくそろってしんじゃいやすくなるんだよ!ゆっくりりかいしてね!!」 「だからってころすことないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「まりさはれいむとれいむのおちびちゃんをかんがえたことがあるの!?みんなしんだらもともこもないんだよ!みんなゆっくりできなくなったらおしまいなんだよ!ゆっくりりかいできるでしょ!!」 「ゆ………ゆぐじ…りがいじだよ…」 「しょんにゃー…」 「ゆ!まだうまれるよ!」 ユサユサ…ポトッ 「ゅぅ…ゅ!…ゆっくちしちぇいっちぇにゃにょじぇ!」 ユサユサ…ポトッ 「ゆゆゆ!?ゆっくち!ゆっくちしちぇにぇ!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!ゆっくちー♪」 「ゆふぅ……こんどはまともなのがうまれてよかったよ…ゆっくりしていってね…」 「ゆぅ…まりさもだよ…ゆっくりしていってね…」 「れいみゅはれいみゅぢゃよ!いもーちょちゃちはゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」 「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」」 結果的に赤まりさが一匹と赤れいむが二匹生まれた。それぞれの口調から生まれ持った性格が読み取れる。長女れいむは至って普通の赤れいむである。次女まりさは"だぜ口調"のやんちゃなゆっくり。 そして言葉足らずで「ゆっくりゆっくり」と連呼した末っ子れいむは好奇心旺盛でお歌という名の雑音が大好きだった。 「ゆ!まりさはれいむのくきさんをおとしてね!」 「ゆっくりりかいしたよ!がーじがーじ…」 ボトッ 「おちびちゃんたち!くきさんをたべてね!ゆっくりできるよ!」 「「「ゆっくちいちゃぢゃきまーしゅ(のじぇ!!!」」」 「「「むーしゃむーしゃ…ちあわちぇええええええ!!!!」」」 「まりしゃにゃんぢゃかうんうんしちゃくなっちぇきちゃのじぇ!」 「れいみゅみょしちゃくなっちゃっちゃよ!」 「ゆ~ゆ~ゆゆゆ♪れいみゅみょうんうんしゅる~!」 「ゆふふ おちびちゃんたちうんうんはそとでしようね!」 「「「ゆっくちりかいしちゃよ!!!」」」 「「ちゅっきりー!!」」 「ゆ~ん…ゆ~ん…なきゃなきゃでにゃいのじぇ!」 「まり…おとうさんにまかせてね!ぺーろぺーろ…」 「ゆゆ!おちょうしゃんくしゅぐっちゃいのじぇ!…ゆ!うんうんでりゅのじぇ…ゆ~ん…ちゅっきりぃー!!おちょうしゃんありがちょう!」 「ゆっくりどういたしまして!」 「…まりさ…ちちおやらしくなってきたね!」 「ゆっへん!」 「おちょうしゃんあちょぼー!あちょぼー!」 「まりしゃもあしょびたいのじぇ!」 「ゆゆ!おとうさんのぼりをしようね!おちびちゃんはおとうさんのぼうしのうえにのっかってね!」 「おきゃあしゃんれいみゅとおうちゃうちゃっちぇー!」 「ゆふふ!おかあさんとゆっくりうたおうね!ゆゆゆ~♪」 「ゆーゆ♪ゆゆゆ~♪」 「ゆわああああああああああああ!!たきゃいのじぇ!おちょうしゃんしゅごいのじぇ!」 「おしょりゃとんぢぇるみちゃい!!」 家族は大いに戯れ合っていた。でも、それも夕方が終わりそろそろ夜に差しかかると止んだ。親れいむが止めたのだ。 「「「ゆわーい!ゆわーい!」」」 「ゆ!おちびちゃんたちきょうはここまでにしようね!」 「ゆ?れいむどうして?」 「よるはうるさくするとれみりゃにみつかってたべられちゃうんだよ…」 「「「きょわいいいいいいいいいいいいいい!!れみりゃいやああああああああああああああああああああ!!!!」」」 「しっ!だよ!れみりゃにみつかりたくないならなおさらしずかにしててねおちびちゃん!」 「ゆやあああああああああああああああああああああああああ!!れみりゃこわいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!れみりゃいやだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「おちょうしゃん?」 「ゆぷぷ…おちょうしゃんはにゃにやっちぇるのじぇ!ゆぷぷ!」 「ゆぅ…じぇんじぇんおちちゅいてにゃいおちょうしゃんだにぇ!」 「まりさ!みっともないからこどもたちのまえでそんなにさけばないでね!」 「ゆわあああああああああああああああああああああ!!…ゆ?…ゆ、ゆ、ゆっかりしちゃったよ!」 「「「ゆぷぷぷぷぷ」」」 「お、おちびちゃんたちわらっちゃゆぷぷ…だめ…ゆぷぷ…」 「ど、どぼぢでみんなじでわらっでるのお…」 「わらっで…れいぶわらっでなんがないよ…ぷぷ…きのせいだよ…」 … 「みんなゆっくりごはんにしようね…!」 「「「ゆわーい…!」」」 ぞろぞろと生ゴミが狭いダンボールハウスの中に並べ立てられる。流石に異臭を放ってきている。 「ゆ…にゃにきょれ…」 「こりぇはぎょはんしゃんじゃにゃいのじぇ?」 「にゃにきゃのまちぎゃいでしょ?」 「おちびちゃん…ゆっくりきいてね…ごはんさんはずっとそれしかたべられないんだよ…」 「「「ゆ゙っ!!?」」」 「おとうさんたちもがまんしてるんだよ…おちびちゃんたちもゆっくりがまんしてね…」 「「「しょんにゃああああああああああああ!!!!」 「これしかたべられないんだよ…なにをどうやってもそれだけなんだよ…ゆっくりりかいしてね…おとうさんのいうこときいてね…」 「ゆぅ…まりしゃゆっくちりかいしたのじぇ…」 「りかいしちゃよ…」 「じぇんっじぇんりきゃいできにゃいよ!れいみゅはしゃっきたべちゃきゅきしゃんをたべちゃいよ!」 「おちびちゃん…なんどもいうけどほんとうにごはんさんはこれしかないんだよ…」 「なりゃあみゃあみゃとっちぇこいくしょおや!」 「…まりさ…わかってるとおもうけどごめんね…」 「ゆ?…ゆ!………ゆ…れいむがいうんならそれはしかたないことだよ…」 「にゃにぼちゃっとしてゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!いちゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「どぼちちぇおきゃあしゃんぎゃれいみゅのいもーちょいじめちぇるにょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「やみぇりゅんだじぇ!れいみゅをきゃみきゃみしちゃだめにゃんだじぇ!!」 「ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ぼっ!ぼっど!ゆっぐぢ…」 「「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「おちびちゃんはだまっててね!これはしかたないことなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「どぼちちぇしょんにゃこちょいうんだじぇええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 「ゆええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええん!」 「おちびちゃん…しずかに…しずかに…」 ゲスの要素を垣間見せた末っ子れいむを、親れいむとまりさは分かったというような合図を見せた。そして親れいむは末っ子れいむに噛みつき殺した。 だが、あれほどうるさくしてはいけないと親れいむ自身も言っていたにもかかわらず騒いだ為、やはりれみりゃはやって来てしまった。 「うー?あばあばのにおいがずるんだどぉ♪」 「「れ、れみりゃだああああああああああああああああああああああ!!!」 「「ゆええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」」 「あばあばはおどなじぐでみりゃにだべられるんだどぉ♪」 「おちびちゃんはおかあさんのおくちのなかにかくれてね!」 「「ゆっくちりきゃいしちゃよ(のじぇ!!」」 「ゆわわ…ゆゆ…ま、まりさがあいてだよ!れみりゃはゆっくりしないでしんでね!ゆんっ!」 「うー?このあばあばなにやっでるんだどぉ?」 「ど、どぼぢであだっでないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「ばがなあばあばなんだどぉ♪それになんがぎれいなあばあばなんだどぉ♪あばあばはゆっぐりでみりゃぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「ぎゅううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!まりさはゆっくりしないではやくれいむといっしょにたたかってね!」 「ゆゆっ!!わ、わかったよ!がーじがーじ…しあわせー!」 「ああああああああああ!!!でみりゃのおがおだべだいでえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 「むーしゃむーしゃ…しあわせー!」 「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!でみりゃのはねぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 「ゆ!これでとべなくなったね!あとはたべちゃうだけだよ!」 「ゆゆ!そうだね!れみりゃってすごくおいしいね!むーしゃむーしゃ…」 「「しあわせー!!」」 「ぜんぜんじあわぜじゃないんだどぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!いだいんだどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!やべるんだどおおおおおおおおおおおおおお!!」 「おきゃあしゃんおきゅちきゃらだしちぇにぇ!」 「だしゅんだじぇ!」 「ゆっくりでておいでね!れみりゃはすごくおいしいよ!」 「「むーちゃむーちゃ…ちあわちぇー!!」」 「ゆ゙っ…ゆ゙っ……ゆ゙…も゙…」 れみりゃに噛みつき羽を噛みちぎり、れみりゃの中身を2/3は食した所でれいむ達の食欲は満たされた。 「ゆふぅ…れみりゃがきてびっくりしたけどなんとかなったね…」 「れみりゃののこりはとっておこうよれいむ」 「そうだね!ごちそうだからね!」 「ゆふぅ…まんじょく…ゆゆ!?うっきゃりしちぇたのじぇ!なんじぇおきゃあしゃんはれいみゅをちゅぶしちゃったのじぇ!?」 「いもーちょぎょろしはゆっくちできにゃいよ…」 「…おちびちゃんゆっくりきいてね!あのおちびちゃんはげすだったよ…げすはゆっくりできないしなにより のらゆっくりなのにげすのおちびちゃんがいたらいきていけないんだよ…りかいしてね」 「ゆぅ…おとうさんからもゆっくりりかいしてほしいよ…れい…おかあさんのいうことはいつもただしいんだよ…ゆっくりしたがってね!」 「ゆゆぅ…いもーちょはげしゅぢゃったのじぇ…しょれじゃあしかちゃないのじぇ…」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ…げしゅにょおねえしゃんにゃんちぇぎょめんぢゃよ…」 「ゆゆ!?まりしゃはげしゅじゃないきゃられいみゅおにぇーちゃんはおにぇーちゃんにょままぢぇいちぇほしいのじぇ!」 「ゆ!だいじょうびゅぢゃよまりちゃ!まりちゃはげしゅじゃにゃいにょれいみゅよくしっちぇるみょん!」 「ゆふぅ…ゆっくちあんしんしちゃのじぇ!」 「おちびちゃんたちとってもゆっくりしてるね!」 「そうだね!これがずっとつづくといいね!」 「ところでおちびちゃんたち!あんまりうるさくするといまみたいにれみりゃにみつかっちゃうから ぜったいうるさくしちゃだめだよ!」 「「ゆっくちりきゃいしちゃよ(のじぇ!!」」 「じゃあきょうはもうねないとね!まりさはあしたごみすてばでごはんさんをみつけてくれる?」 「ゆゆ!まりさにまかせてね!どくにもきをつけるよ!」 「ゆっくりありがとう!これでおちびちゃんたちにきょういくできるよ!」 「ゆ!じゃあれいむとおちびちゃんたちおやすみなさい!」 「「おやしゅみなしゃい!!」」 「おやすみなさいまりさ」 バラバラになったれみりゃの隣で一家は翌朝を迎えた。 「ゆゆ!まりさおきてね!おちびちゃんたちもだよ!」 「ゆぴー…ゆゆ!?ゆふぁ…ゆっくりおはようれいむ」 「まりちゃもうちょっちょねちゃいのじぇ…」 「ゆぴー…ゆぴー…ねむちゃいきゃらねかちぇてねおきゃあしゃん…」 「おちびちゃんたちもゆっくりしないでおきてね!とくにまりさ!かりのじかんでしょ!おきてね!」 「ゆふぁ~…ゆゆ!そうだったね!まりさがんばってごはんさんとってくるよ!ゆっくりまっててね!」 「いっちぇりゃっしゃいおちょうしゃん…」 「まりちゃちーちーしちゃいのじぇ!おきゃあしゃんてちゅだうのじぇ!」 「まりさいってらっしゃい!はいはい ちーちーはあっちでやろうね!」 まりさは前日に行ったゴミ捨て場へと向かう。時刻も前日のゴミ漁りと大体同じ時間であった。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆふぅ…やっとついたよ!」 「むーしゃむーしゃ…ゆゆ?まりさだねーわかるよー おはようなんだよー」 「ゆ!ちぇんおはよう!」 「きょうのごはんさんはあんまりいいのがないよー にがいおやさいさんもあるからきをつけてねー」 「ゆゆ!ありがとうちぇん!れいぱーのときもおせわになってありがたいよ!」 「いいよーきにしないでねー ちぇんはおうちにかえるかられいむたちによろしくねー」 「ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりさようなら!」 ちぇんが去りゴミ袋を漁り始めるまりさ。 「がーじがーじ…ゆゆ?このおやさいさんはなんだろう?むーしゃむーしゃ…ゆげぇ…にがいいいいい…これはおちびちゃんにたべさせられないよ!ほかのをさがすよ!」 まりさは苦いものとそうでないものを選別しつつ口の中、帽子の中に不器用ながらも生ゴミを溜め込んでいった。そして巣へと戻るまりさ。 「ゆっ!ゆっ!…ゆっくりただいまだよ!」 「ゆゆ!!おきゃえりなしゃいおちょうしゃん!」 「おきゃえりなんぢゃじぇおちょうしゃん!」 「おかえりなさいまりさ ごはんさんはとれた?」 「ゆー…ぺっ! きょうはこんなものしかなかったよ…ゆっくりごめんね!」 「だいじょうぶだよまりさ ごはんさんにもんくいえないよ」 会話をするまりさが横に目をやると見慣れぬ物があった。水の入ったペット用の皿であった。 「ゆ?れいむこれはなに?」 「これはおみずさんをのむためにれいむがひろってきたんだよ …これだったらおちびちゃんがくさいところにわざわざいかなくてすむよ!」 「さすがまりさのおよめさんだね!りょうさいけんぼさんだね!ゆっくりほこれるよ!」 「れいむそれほどでもないよ…ゆっへん!」 「ゆぷぷ…おだちぇられちぇるのじぇ」 「ゆ…ゆふふ!」 昼になって食事時を迎える一家。 「「ゆっくりいただきます!」」 「「ゆっくちいちゃだきましゅ(のじぇ!!」」 「「むーしゃむーしゃ…しあわせー!」」 「「むーちゃ…むーちゃ…ちあわちぇー!」」 「「ゆっくりごちそうさま!!」」 「「ゆっくちごちしょうしゃま(なのじぇ!!」」 「ゆふぅ…ところでれいむ!なんでいただきますとかあいさつするようにしたの?」 「おちびちゃんのきょういくのためだよ」 「ゆゆ!そうだね!おちびちゃんのためなんだね!」 夕方になって赤まりさが突然苦しみ始めた。 「ゆ~ん…おにゃきゃいちゃいのじぇ…」 「おちびちゃんだいじょうぶ…?」 「まりしゃうんうんしちぇくりゅのじぇ…」 「おとうさんがつきそってあげるからゆっくりうんうんしてね!」 「おちょうしゃんありがちょうなのじぇ…」 「ゆー…!ゆー…!」 「ゆうー…おちびちゃんのうんうんみずっぽいよ…おちびちゃんはここでまっててね!」 「ゆっくちりきゃいしちゃのじぇ…ゆー…!ゆー…!」 「れいむ!れいむ!おちびちゃんのうんうんがみずっぽいんだよ!」 「ゆ…おちびちゃんはおうちでまっててね!おかあさんとおとうさんはちょっとそこまでいってくるよ!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!」 … 「ゆー…!ゆー…!」 「れいむ!おちびちゃんがくるしんでるよ!」 「おちついてねまりさ!…ゆぅ…これはげりさんだね…まりさ…ざんねんだけどおちびちゃんはもうだめだよ…」 「ゆ!?なんで!?どうして!?」 「げりさんになったらえいようぶそくになっちゃうんだよ…そうなったらのらゆっくりだとえいようをとれないからしんじゃうんだよ…」 「ゆがーん!…そ、そんなあああああああああああああああああああああ!!!」 「ゆー…!ゆー…!ゆふぅ…ゆっくちうんうんちょまっちゃのじぇ…ゆほっ!ゆほっ!…ゆぅ~…なんぢゃかきゃらだぎゃあちゅいのじぇ…」 「おちびちゃん…ゆっくりしていってね…れいむ!まりさはどうすればいいの!」 「…どうしようもないよ…ゆっくりあきらめてね…」 「どぼぢでそんなごどいうのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ふたりのおちびちゃんでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆ…せめてあまあまさんがあればたすかるんだけど…」 「ゆ!あまあまさん!まりさがあまあまさんみつけてくるよ!れいむたちはここでまっててね!」 「ゆ…でもあまあまさんなんてどこにあるの…?ごみすてばにもないし…にんげんさんにおねがいしてもつぶされるだけだよ…」 「ゆゆ!それならまりさのなかみをすこし…」 「だめだよまりさ…のらゆっくりはきずのなおりがおそいんだよ…いまはだいじょうぶかもしれないけどこれからにえいきょうがでてくるよ… 「ゆぅ?にゃんのはにゃしをしちぇるのじぇ?」 「なんでもないよおちびちゃん…とにかくまりさはあまあまさんさがしてくるよ!」 「ゆあ!まりさまってね!まりさああああああ!!!」 まりさはゴミ捨て場に到着した。そこは先程荒らした場所であった。だがゴミの類は全て回収されており空っぽとなっていた。 「ゆぅ…ごはんさんがないよ…あまあまもあったかもしれないのに…ほかのばしょもさがしてみるよ…」 「ゅ…ゅ…」 「ゆ?なんだかゆっくりできないおとがするよ?」 「ま…さ………て…わか…よ…」 「ちぇえええええええええええええええええええええええええええええん!!!」 ゴミ捨て場の少し離れたところに片目は抉られ、体中が腫れ上がったちぇんがいた。 「まり…さ…わか…よー…」 「ちぇん!ちぇん!どぼぢでごんなごどになっでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「わか…るよー…にんげんさんにやら…れたんだねー…ちぇんはもうだめだよー…」 「そんなあああああああああああああああああああああああ!!まりさまだちぇんにおれいもしてないでしょしなないでえええええええええええええええええええええええ!!!」 「わから…ないよー…おおごえださな…いでね…にんげんさんに…みつかっちゃうよ…」 「ゆぐっ…ゆぐっ…どぼぢで…」 「かえる…とちゅうにやら…れたんだよー…わかって…ねー…もっと…ゆ…」 「ちぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええん!!!…ゆわああああああああああああああああああああああああああああん!!!」 ちぇんの死体の側で泣き続けたが、しばらくしてからまりさは立ち直りちぇんを口に含み始めた。 「ゆぐっ…ちぇんのなかみはあまあまさんだよ…おちびちゃんにたべさせればきっとなおるよ…ちぇんごめんね…ゆぐっ…」 … 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!…あまあまさんたくさんとれたよ!おちびちゃんゆっくりできるよ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!…」 走り続けて巣へと近づいていくが何やら、甘く嫌な匂いが漂ってくる。 「ゆっ!?…なんだかゆっくりできないにおいがおうちさんからするよ…れいむ!ただいまだよ!」 「ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ…ば、ばりざ…おぞいよ…ゆ゙っ!ゆ゙っ!」 「れいむううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!」 「もっちょ…ゆ…」 「おちびちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!?」 まりさが巣へと戻るとれいむは頬を大きく切り裂かれ目は飛び出て、赤まりさはダンボールの染みとなり赤れいむは黒こげの状態となっていた。 何があったのか?それはまりさが甘味を探し求めている間に起きた。 「ゆぅ…ゆぅ…おきゃあしゃん…きゃらだがあちゅいのじぇ…」 「おちびちゃんゆっくりしてね…」 「ぺーりょぺーりょ…」 「ちっ!また野良ゆっくりが住み着いてやがる!先月駆除したばっかりだろ!」 「ゆ?に、にんげんさん…ゆ、ゆっくりこんにちぶべわぁ!!!」 「「おきゃーしゃんぎゃ!!!」」 「い、いじゃいいいいいいいい…おちびちゃんはゆっくりしないでにげて…どぼぢでにんげんざんがおちびちゃんもっでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「はなちぇぇ…はなちゅんだじぇぇ…」 「ぷきゅぅ!ぷきゅぅ!」 「汚い饅頭だなぁ。体調悪そうなお前はこうしてやる。」 ベチョッ 「ゆぴぃ!!!」 「おにぇえちゃんぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!」 「お前はこうだな。それっ!」 ジュポッ 「ゆやああああああああああああああああああああああああああああああ!!あちゅいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! おきゃあしゃんたちゅけちぇええええええええええええええええええええええええ!!おちょうしゃんどきょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!あちゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「やべでえええええええええええええええええええええええええええええええ!!どぼぢでごんなひどいごどずるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「そうだな…飼いゆっくりが裏切って野良ゆっくりと番になったからかな?まぁ、前からこういうことして駆除の手伝いみたいなのはしてるんだけど。」「あちゅい!あちゅいよおおおおおお!!!」 「ゆ゙っ!!おにいざんはもじがじで…」「あじゅ!あじゅ!ゆやああああああああああああああああああああああ!!」 「ん?ああ、この前のれいむか。まりさは元気か?死んだか?」「でいみゅのりぼんざんがどぼぢでもえであぢゅ!あぢゅいいいいいいいいいいいい!!!」 「ばじざげんぎにいぎでばずがらやべでぐだざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」「や、やっちょきえちゃよ……ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!」 「やだよ。というか、お前には報いを受けて貰わないとな。ふんっ!」 「ゆべっ!ゆげっ!ゆげろぉ!!…でいむのおべべがああああああああああああ!!!」 「締めはこうだな。」 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!いじゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!で、でいぶのほっべざんがああああああああああああああああ!!!」 「じゃあな、元気にやってけよ!」 「まじざ…はやぐがえっでぎで…いぐられいぶでももうぶりだよ…はやぐがえっでぎで…」 … 「…ってごどがあっだんだよ…」 「ぞんなあああああああああああああああああ!!おにいざんひどいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「まじざ…よぐぎいでね…れいぶはもうだめだよ…」 「まっでね!あばあばさんがいっばいあるがらだべでげんぎになっでね!れいぶしなないでね!れいぶぅ!!」 「ぜめでまじざだげでもゆっぐじ…じで…ね…ゆ゙………………」 「れいぶ!?れいぶぅ!!でいむどぼぢでじんじゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!おぎでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 まりさは歩いた。ただひたすら歩いた。何処へ向かってるかはまりさ自身も知らなかった。だが気付けば見覚えのある家の前に居た。まりさに気付いたお兄さんが外へと出てきてまりさの前に座り込む。 「どうしてここにきた。」 「…ゆっ…おにいさん……のらゆっくりはもういやだよ…えささんもまずかったよ…ゆっくりねられなかったよ…もう…もう…れいむもおちびちゃんもいないよ…」 「だから?」 「かいゆっくりにもどしてほしいよ…まりさはんせいしたよ…おそとはゆっくりにとってつめたすぎるよ…」 「嫌だね。断る。それにお前らももう知ってるだろうが俺は猫を飼い始めたんだ。」 「ねこさんともなかよくするよ…だから…」 「ダメだな。何をどういわれようが俺はもう二度とゆっくりを愛せないよ。苦しめる対象にしかならない。」 「…わかったよ…じゃあせめてまりさをころして…ころしてください…おねがいじばふ!おぢびぢゃんのいないぜいがづなんでもういみがありばぜん!だがらごろじでぐだざい!!」 「そんなに生きることが辛くなったか?だが、俺はお前を殺さないよ。それがお前の苦しみなんだからな。精々生きて苦しめ。じゃあな。」 「まっで!まっでぐだざい!ぜめでらぐにごろじでぐだざい!ばりざのおぢびぢゃんみだいにいっじゅんでごろじでぐだざい!」 「嫌だよ。水にでも浸かって苦しみながら死ねばいいじゃないか。」 「おねがいじばず!もうぐるじいのいやなんでず!らぐにざぜでぐだざい!ゆぐじざぜでぐだざい!おねがいじばず!」 「じゃあな。」 お兄さんはドアを閉めてしまった。まりさは泣き顔で途方に暮れどうすればいいのか分からないまま、巣へと戻っていった。 「ゆっくりただいま…」 れいむと赤ゆ達の死体が出迎えてくれた。 「ゆぐっ…ゆぐっ…ゆわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! はやぐじにだいよ!れいぶだぢがいるどごろにばりざもいぎだいよ!でみりゃぎでね!でみりゃははやぐぎでね!どぼぢでごないのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 どれだけ叫んでもれみりゃは来なかった。あの時のれみりゃの悲鳴が周囲に響いたせいで、れみりゃ達はこの巣には近づかないように警戒していたのだ。 「ゆ…そうだ…といれのおみずさんでゆっくりしねるよ…」 まりさはトイレへと行き、便器の中へと身を投げた。 「ゆべっ!……ゆ…はやくとけてね…しなせてね…」 30分が経過した頃にまりさは絶叫した。 「どぼぢでどげないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!もうい゙い゙よ゙!ほがのどごろでじぬよ!ゆっぐりじでないどいれざんはじね!じね! ゆ゙っ!?どぼ、どぼぢであんよざんがうごがないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!うごいでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 まりさが身を投げたトイレ…和式便所だった。和式便所の中途半端に残っていた水があんよをふやかし少し溶かしたところで、水はまりさに吸収されてしまったのだ。つまり今はカラカラの状態。 「どぼぢで!?どぼぢでええええええええええええええええええええええええ!!どぼぢでばりざをぐるじめるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! だれがああああああああああああああああああああああああ!!だずげでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!! ぜめでごろじでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!ゆやあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 … 「だれがぁ…ばりざをごろじで…もうごろじで…ゆっぐじざぜで…おながへっだ…」 … 「おねが…ご……で…だべ…ぼの…ゆぐ…り…」 … 「れい…ぶ…どご…まじざを…だずげ……………ゆ…………」 まりさが死ぬまでには四日間かかった。死因は餓死であった。利用者も居ないトイレの和式便所には今もパサパサになったまりさの死骸が残っているという。 どんなに知恵を持ったゆっくりも、体力のあるゆっくりも強い者には問答無用で殺される。庇護者が誰もいない野良ゆっくりならば尚のことであった。 終
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『佐伯★紫紅◆WiOX/SIGRE』はBARギコっぽい一般の住民である。 最近は「◆WiOX/SIGRE」というようにトリップだけで来てることが多い 声がキュート (●´Å`)ノ リアル版ハイジと評判の子 ゅん◆YUN/rwVu7kの誤字の『地中温暖化』をまじめに考え『マグマ温暖化』と頭の痛い発言をした。 言い間違え『放送ギコ』 『象さんが好きですでも五稜郭別館さんがもーっと好きです!』 彼女の中では、木管楽器はものすごく小さい。 サックスはギターである。 恋愛の醍醐味「自分に恋愛すること」 「自分より頭が悪そう」ということでたまち◆UTAUUyVynwをよくいじっているが、所詮はどんぐりの背比べ ギコポイ一般人 >>> たまち = しぐれ リア友曰く腹黒いらしい PCが固まるとマウスにあたるか「ああああああああああああああああああああああああいいいいいいいいいいいいいいいえええええええええええおおおおおおおおお」って打つらしい まれに「たすけてええええええええ」て打つことも 「ヘルプで助けてって検索したのに何も出てこなかったぜw」 オバマ総理大臣(57)を支持してるらしい アルミ缶の上にあるみかん どうでもいいけどオバマ総理とオブチ総理って似てるよね トリは「SHIGURE」のHとUを忘れて検索した結果でてきたらしい 一部では綾小路緒葉麻呂とも呼ばれている シフトエレメントの解除魔法「デリート」を開発し、自由に使いこなす 怪奇現象を「ようきげんしょう」と読む 偽500円玉を「いつわりごせんえんだま」と読む 屏風を「ぴょっぷう」と読む 自分の滑舌の悪さを「テレパシーで感じ取れ!」と言いごまかす 持論「太りたい人は骨折すればいい」 「保守しま~す!!」って派手に保守するわりにはたまに保守落ちする 麻雀ができるが、役が全然覚えられないらしい 配信中も構わずポケモンをやる 彼女の頭の中では、アメリカは議院内閣制 しぐ「うち痴女じゃないし」 彼女の頭の中では、鳥取と島根は同じ 神戸は中国 彼女によって九州が統一されました ついでに宮城が九州に吸収されました そして福岡と愛媛が本州に上陸しました さらに淡路島と佐渡島がふたご島になりました ってか日本の8割は宮城らしい やまち県 やまもと県 えんがわ県 彼女によると日本は57都道府県らしい 北海道の地名も怪しい 琵琶湖を見て「穴あいてるの?」と言った 平等院鳳凰堂=出雲大社 日本三景:富士山、東京タワー、奈良の大仏(in宮城県) バカにされたので、少し勉強した その結果→富士山から見える山頂、東京タワーから見える景色、函館 三景の一つ「富士山から見える山頂」 富士山より高い山が日本にあるということである ってか三景を景色のことだと理解していなかった 三景は四つあるらしい びっとぃっとびー 寝る時は、枕に入って寝る どうぶつの森しか見えないらしい 拷問されるときに、くすぐりの刑を勧められた くすぐりに弱いらしいので、会ったときはみんな脇腹を狙いましょう☆ 配信中、「ピピンピピーン♪」という音がしたら、DSを始めた音 生物でのクラーク 少年よ大地を抱け 以上の発言は、すべて眠気のせいらしい つまりいつも眠い 佐伯★紫紅(32)at Wiifit ※佐伯㈱より、大切なお知らせです。 しぐの財布の中には100円札がたくさん入ってるらしい 「勝手に幸せになってればいいし!」って未来の彼氏に言い放つ予定 「彼氏?いないよ、めんどくさいし」 彼氏は薄っぺらい(2次元的な意味で しぐサカナクサイ 意外【い・がい】主に佐伯★紫紅を褒める言葉として使用する単語。 使用例:高校に受かるなんて意外と頭良いんだねー ◆WiOX/SIGRE : / ̄ ̄\ ◇WiOX/SIGRE :< ´・ \ ◇WiOX/SIGRE : | 3 丶 ◇WiOX/SIGRE :< 、・ \ ◇WiOX/SIGRE : \__/∪ _∪ ) ◇WiOX/SIGRE : U U 邪魔されないAAを生み出した暇人である。 より最新情報「◆SIGU/k7Cc2」というようにトリップだけで来ている。 - WiOX 今日どうぶつの森をやった時間→ - 分
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人間はあまり出てこない。最近何も書いてないから色々おかしい。ゆっくりというのが実在していれば生態系とか理解できるんだけどねぇ…。 あと、恥ずかしいことに拷問の話しは何処まで書いたか把握できなくなっちゃって一時凍結。本当に恥ずかしい…。拷問系の映画を見直してきます。 ゆっくりって基本的に句読点使えない設定だと思い込んでたけどそうじゃないみたいで、使っていいのか使わない方がいいのかすげぇ迷ってる。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!…あまあまさんたくさんとれたよ!おちびちゃんゆっくりできるよ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!…」 ここは都会の街中。ゴミ袋を破り漁り生ゴミを得てひた走るまりさは野良ゆっくりである。まりさはかつて飼いゆっくりであったが捨てられた。 捨てられた理由は飼いゆっくり時代に野良のれいむを見かけて一目惚れし、事に励んでれいむを妊娠させ番になったからだ。 帰宅した飼い主のお兄さんは激怒し、れいむと別れるように言った。だが、まりさは頑なとしてそれを拒み飼い主の脚に噛みついた。 お兄さんの怒りはスッと冷めて、もういいと一言言うとまりさ達を窓から放り出してこういった。「お前らは今日から野良ゆっくりだ。家に来ても何もしない。俺はお前らを捨てた。」 「おにいさんあけてええええええええええええええええええええ!!」 「まりさはかいゆっくりじゃないのおおおおおおおおおおおおお!?どおしてえええええええええええええええええええ!!!」 いくら叫んでも無駄だった。二日間空腹をこらえて窓にずっと貼りついていた。仕事に出掛けるお兄さんに何度も頼み込んだ。 「おにいざんおねがいじばず!のらはゆっぐじでぎばぜん!」 「おねがいじまふ!おちびぢゃんをゆっぐじざじでぐだざい!」 いずれの言葉もことごとく無視された。それでも最後までずっと窓に貼りついていた。それにとどめを刺したのは猫だった。お兄さんが猫を家に入れて世話をしているのだ。 つまり…お兄さんは猫を飼い始めた。 「どぼぢでねござんどゆっぐじじでるのお!!?そこはばりざのべっどざんでじょおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆっぐじでぎるどおもっだのにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 シャーシャー 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああ!!ばりざのべっどさんにしーしーしないでええええええええええええええええええええ!!!」 「べっどざん…どっでもふかふかそうだよ…ゆぐっ…れいむあんなのでねたことないよ…」 ガラララララ 「うっせーぞ!すぐに出て行け!出て行かないなら殺すからな!」 「ゆぎぃ!!ど、どぼぢでえええええええええええ!!」 「れいぶどおぢびぢゃんをゆっぐじざぜで…」 ボコッ 「ばりざあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「ゆぎゃっ!!い、いだいいいいいいいいい!!どおしてこんなひどいことするのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「酷いことしたのはお前らの方だ。さっさと出てけじゃあな!。」 「ニャー!ミャミャミャー!(Fuck you! get a fuck out here! son of a yukkuri!)」 「なにいっでるがわがらないよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 ガラララララ・・・ピシャッ! 「ゆっ…ゆっ…これからどうすればいいの…」 「ゆぐっ…ばりざ…れいぶのおうぢにがえろうね…」 「ゆっくりりかいしたよ…」 捨てられた二匹はれいむのダンボールハウスへと向かった。ダンボールハウスは近くの公園の花壇にあった。この公園には野良ゆっくりが多数生息している。 「ゆぐっ…ゆぐっ…ふかふかさんないよ…どこにいったの…」 「そんなものここにはないよ…まりさはゆっくりりかいしてね…」 「ゆっくりりかいしたよ…」 「ゆ?ここはありすのおうちよ!ゆっくりしないででていってちょうだいね!いなかもの!」 「「「しょうだしょうだ!ぶちゃいくなれいみゅたちはでちぇけ~!」」」 「どぼぢでれいぶのおうぢにありずがいるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆっ?…どういうことれいむ…」 「ゆゆっ!?き、きれいなまりさね!あ、ありすのおむこさんになってくれるならおうちでいっしょになっても…い、いいわよ!」 「どぼぢでそうなるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「ゆ…まりさ…ざんねんだけどここをとりかえすのはむずかしいきがしてきたよ…ゆっくりほかのところにいこうね…」 「ゆっくりりかいしたよ…のらはたいへんなんだね…」 「ん、んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!ありすといっしょにつがいになりましょうねええええええええ!!まりさあああああああああああああああ!!」 「ゆ、ゆわあああああああああああああああああああ!!ありすがれいぱーになっちゃったああああああああああああああ!!まりさにげてえええええええええええええええええええええええ!!」 「ゆっ!?ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりにげるよ!」 「おきゃあしゃんどうちちゃにょ!?」 「んひょぉぉぉぉぉぉ!!」 「ありちゅおちついちぇ!…やめちぇえええええええ!!ありちゅおねえちゃんしゅーりしゅーりしにゃいぢぇえええええええええ!!!」 レイパーと化したありすから逃げるまりさ。発情した母親を目の当たりにした影響でレイパーとしての本能を剥き出しにし、実の姉に襲いかかる赤ありす。 そんなとき、ゆっくりにとっては速い動きで何かが近づきレイパーありすのぺにぺにを貫き、潰した。 「んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!んぐゅ!!…あ、ありずのべにべにがあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「「ゆううううううううううううううううううううううううううううううう!?」」 「ちゅっきりー!…もっちょすっきち…」 「もっちょゆっくちしちゃきゃっちゃ…」 「ゆやあああああああああああ!!どぼちちぇいもーちょたちぎゃしんぢぇるにょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「わかるよー!ゆっくりしてないれいぱーはしねばいいんだよー!」 突如として現れ、レイパーありすに牙を向けた者の正体はゆっくりちぇんだった。ゆっくりちぇんは口に咥えた木の枝でぺにぺにを潰したように、ありすに向かって突進していった。 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいい!!やべでええええええええええええええええ!!ありずをいじめないでえええええええええええええええええええええええ!!!」 「わかるよー!おまえみたいなくずのせいでみんなゆっくりできないんだよー!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!ありずのおべべがあああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「わかるよー!!そんなきちがいさんのめなんてだれもみたくないんだよー!」 「ゆやああああああああああああああああああああああああ!!いぢゃいいいいいいいいいいいい!!ありずのながみもれないでえええええええええええええええええええええええ!!!」 「わかるよー!!!おまえのせいでいっぱいしんだんだよー!いっぱいごはんもなくなったんだよー!ゆっくりわかってねええええええええええええええええ!!!!」 「ゆぎゃぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!…もっどありずゆっぐりし…」 「お、おきゃあしゃん!?ど、どぼぢぢぇおきゃあしゃんみゃぢぇ…ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!…もっちょゆっく…」 「わかるよー…れいぱーのこはれいぱーなんだねー!」 「ゆふぅ…れいぱーをたいじしてくれてありがとう!ゆっくりおれいをいうね!」 「まりさもおれいをいうよ!ありがとうね!」 「ゆ?れいむはしってるかおだけどこのまりさはみかけないかおだね…わからないよー…」 「ゆ!まりさはまりさだよ!ゆっくりしていってね!」 「「ゆっくりしていってね!!」」 「まりさはどこからきたのかなー?ちぇんわからないよー?」 「まりさはさっきまでかいゆっくりだったんだよ…でもわけもわからずすてられちゃったんだよ…」 「…わかるよー れいむがにんしんしてるんだねー!きっとれいむとつがいになったからすてられちゃったんだねー…」 「ゆ!?どうしてそこまでわかるの?ちぇんはれいむにおしえてね!」 「だれだってわかるよー…のらゆっくりならだれだって…みんなそんなりゆうですてられてるんだよー…さいきんはようしゃなくつぶされちゃうんだよー…まだゆっくりできてるほうだよー…」 「そ、そんな…まりさはれいむとつがいになっただけなのにつぶすなんて…」 「のらゆっくりはにんげんさんたちからきらわれてるんだよー…にんげんさんにたかったりごみすてばをあらすからだよー…でもいきるためだからしかたないんだよー…わかるよー…」 「ゆ…そんな…ゆ?ごみすてばをあさってどうするの?」 「「ゆ!?」 「…まりさはそんなこともわからないの?」 「わかるよーまりさはさっきまでかいゆっくりだったからしらないんだねー のらゆっくりはなまごみさんをあさってごはんさんにするんだよー」 「ゆ…ゆえ?ま、まりさそんなきたないことしなくないよおおおおおおおおお!!!おにいさんどこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「うるさいよ!まりさはしずかにしててね!にんげんさんにみつかったらたいへんなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「…どぼぢでえ…」 「にんげんさんにみつかったられいむたちはころされちゃうんだよ!えいえんにゆっくりできなくなっちゃうんだよ!ゆっくりしたいならゆっくりりかいしてね!ゆっくり!」 「ゆっくりりかいしたよ…でも…でも…おにいさんにかみついたぐらいでどうしてまりさたちのことすてちゃうの…」 「ゆ!?にんげんさんにかみついたの!?わかるよ!まりさはおおばかものなんだね!にんげんさんにさからったらきほんてきにみんなころされちゃうよ!ゆっくりりかいしてね!」 「どぼぢでそんなごどいうのお…」 「…まりさはれいむのはなしをきいてね!あとちょっとしたらわかってくるとおもうよ…」 「ゆっくりりがいじだよ…」 「とりあえずきょうはれいむのおうちをかたづけてねようね…」 「ちぇんもてつだうよーわかるよー」 「ゆぎっ!?ぐ、ぐざいいいいいいいいいいいいいい…」 「ゆっくりのししゅうごときでめちゃくちゃいわないでね…にんしんちゅうのれいむでもやるんだから…」 「ゆっくりりかいしたよ…」 まりさは嫌々ながらに、ちぇんとれいむは慣れた様子でありす達の屍を口に咥えて少し離れたところまで持っていき埋葬した。 「れいぱーがじごくでもゆっくりできませんように!わかってねー!」 「ありすたちはゆっくりりかいしてね…なむなむ…」 「ぐざがっだぁ…ゆ?ふたりともなにやってるの?」 「…おいのりだよ…ここのみんなのしゅうかんだよ…わかってねー…」 「ゆっくりりかいしたよ…れいぱーのありすたちなむなむさんだよ…」 お祈りと称しているが、罵倒に他ならない言葉をまりさ、れいむ、ちぇんの三匹はレイパーありす親子に手向けた 。そしてちぇんと別れて、二匹はすぐに寝た。死臭も殆ど染みついていなかったため、まりさもゆっくりと寝ることが出来た。そして朝を迎える。 「ゆふっ!ゆふっ!…まりさおきてね!ゆっくりおきてね!」 「ゆ~?まりさまだねむねむさんだよ…ゆっくりたたくのをやめてね…ゆぴー…ゆべっ!」 「ゆっくりしないでおきてね!ごはんさんをかりにいくじかんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ゆぅ…ゆっくりりかいしたよ…ごはんさん…なまごみ…」 「すねないでね!れいむはおちびちゃんがいるのにひっしにがんばってるんだよ!ゆっくりしないでさっさとうごいてね!」 「…おちびちゃん…ゆっくりりかいしたよ!まりさがんばるよ!」 「じゃあまりさはれいむのあとについてきてね!」 れいむ先導の元、二匹はゴミ捨て場へと向かった。まりさは眠たそうにしているが時刻は7時を迎えていた。清掃車が来る前に生ゴミを漁らなくてはいけないのである。 「ゆっ!ゆっ!まりさ!いそいでね!」 「ゆ!まってねれいむ!ゆっ!ゆっ!…」 「あったよ!このふくろのなかからごはんさんをさがそうね!」 「ゆ…ゆ!わかったよ!まりさがんばるよ!がーじがーじ…」 「がーじがーじ」 二匹がゴミ袋を噛み千切っていると、ついに中から生ゴミが出てきた。中身は野菜クズ、ヘドロとなった何か、フライドチキンの骨だった。 「むーしゃむーしゃ…しあわせー!ゆ!まりさこれとってもおいしいからおうちにもってかえろうね!」 「ゆ…ゆっくりりかいしたよ!もってかえろうね!まりさとれいむのあかちゃんのために!」 「まりさ…そうだね!ゆっくりはやくかえろうね!」 まりさは帽子と口に生ゴミを入れて、れいむも口に生ゴミをいれて巣へと戻っていった。まりさは口の中の生ゴミが臭く、帽子も臭ってくるのを我慢していた。 我慢するのは番のれいむの為。何よりこれから生まれてくる赤ん坊のため。まりさはそう考えて我慢して生ゴミを巣まで運んでいった。 「ゆっ!ゆっ!…ぺっ!」 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!…ゆげぇ…」 「ゆ!まりさだいじょうぶ!?」 「へ、へいきだよ…なまご…ごはんさんがくちにひっかかっただけだよ!」 「ゆ!それならよかったね!どくでもはいってるのかとれいむおもったよ!」 「…どくって?」 「ゆ…たまになまごみさんのなかにどくがはいってるんだよ…それをたべたゆっくりはくるしんでしんじゃうんだよ…とくにあまあまのなかにどくがはいってるきがするよ…まりさもきをつけてね!」 「あまあまに…どく…」 まりさには考えられなかった。甘味はいつだって美味しくて夏バテした時にも怪我した時にも役立つ、美味しくて優れた力の源なのだと。事実、お兄さんがくれた甘味は全てゆっくりできた。 それが野良ゆっくりになるとゆっくりできない。なぜならそれは毒が入ってるから。なぜ毒を入れる?まりさは最近まで温室育ちだった。まりさはここに来て何度目かの"理解"をした。 「…ゆ……にんげんさんは…のらゆっくりがきらいなの…?」 「ゆ…しかたのないことだよ…のらゆっくりは…れいむたちはごみすてばをあらして…あまあまをたかって…にんげんさんのはんかんをかってるんだよ…」 「はんっかん……」 舌足らずに反感という言葉を聞いてまりさは思い当たる節が色々あった。赤ゆっくり時代にお兄さんに散々わがままを言ったこと。その都度お仕置きを沢山されたこと。 成ゆっくりになってからはそういうことも減ったが、アイスクリームをねだったりなんかはよくある光景だった。外に連れて行けともしつこく迫った。そして何より自分勝手にれいむと番になった。 「ゆ…まりさは…おにいさんにはんっかんをかっちゃったんだね…」 「……いまさらおそいよまりさ…そのおはなしはもうやめよう…」 「ゆ…そうだね………まりさはれいむといきるよ!」 「ゆ!そのちょうしだよ!がんばろうねまりさ!」 「「ゆ!!」」 二匹はとりあえずに残された情熱で逞しく生きようと思った。 「れいむ!まりさはこのあとなにをすればいいの?!」 「ゆ?ゆー…おひるねさんだけだよ」 「ゆゆっ!?おひるねさんだけでいいの?」 「ごはんさんもとれたしいまやることはぜんぜんないよ」 「じゃあまりさはゆっくりねるね!ゆっくりおやすみなさい!ゆぴー…」 「ゆっくりおやすみなさい!…ゆぴー」 ジリジリジリジリジリ 「ゆぴー」 「ゆぴー」 ジリジリジリジリジリ 「…ゆっぴー」 「ゆぴー」 ジリジリジリジリジリ 「ゆ…あつすぎてねれないよ…くーらーさんもないんだね…おみずさんごーくごーくしたいよ…」 「ゆぴー」 「…れいむはよくこんなふうにねむれるね…まりさにはむりだよ…」 時は夕暮れ 「ゆふぁあ~…ゆぅ…まりさゆっくりおはよう…」 「ゆはぁ!ゆはぁ!ゆはぁ!れいぶ!おみずざん!おみずざんどご!?」 「ば、ばりざあ!?おみずさんはあっちにあるよ!あっちのおうちさんにあるよ!」 「ゆっぐじりがいじだよ!ばりがどうね!」 まりさは汗だくの状態でれいむが示した建物へと入っていく。臭い、臭い、とにかく臭い。なぜならこの建物は公衆トイレだからである。便器を発見してまりさはここがトイレであることに気付いた。 「ぐざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!…ゆ゙っ!?ひょっどじでどいれのみずをのぶのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」 「わかるよー そこでうるさくしてるのはまりさなんだね!」 「だずげでぢぇんんんんんんんんんん!!!ばりざどいれのみずなんがのびだぐだいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「わかるよー まりさはわがままなんだね!ごーくごーく…ちぇんはいつもここのおみずさんをのんでるよ!」 「ゆげえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!それはうんうんするところのみずだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「…わかってないねー のらゆっくりはにんげんさんのうんうんいかなんだよー!そうじゃなかったらここまでみんなくるしいおもいしてないよー!」 「ぞんなあああああああああああああああああああああ!!!」 「のみたくなかったらのまなくていいよー そのままひからびちゃうけどねー わかるよーじゃあね!」 「そんなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!…ごーくごーく…ゆげ!ゆげぇぇぇ!!…ごーくごーく…ゆえぇ…」 結局まりさは喉の渇きに負けてトイレの水を飲み始めた。多少の餡子を吐きつつも吐いた餡子を飲んでグッとこらえて…それを何回か繰り返した。顔面蒼白になりふらふらと巣へと戻ったまりさ。 「ゆ!おかえりなさいまりさ!」 「た、ただいまれいむ…」 「ゆゆ!?かおいろがわるいけどだいじょうぶ!?」 「だいじょうぶだよ…といれのおみずさんをのんだのがはじめてだっただけだよ…」 「ゆ…まりさはかいゆっくりだったからいろいろとつらいね…それはそうともうすぐあかちゃんがうまれそうだよ!」 「ゆぅ…ゆゆっ!?あかちゃん!?ゆわわ…まりさどうすればいいの!?」 「おちついてね!れいむのそばにいてくれるだけでいいよ!」 「ゆゆゆゆっくりりりかいししたよっよよよよ!」 ユサユサ…ポトッ 「ゅ…おちょうしゃんちょおきゃあしゃん!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」 「「ゆっくりしていってね!」」 「ゆわあああああああああああああああああああ!!れいむにそっくりのおちびちゃんだよおおおおおおおおおお!!」 「おちついてねまりさ!まだつぎのあかちゃんがいるよ!」 「ゆゆ!そうだね!おちびちゃんゆっくりおちてきてね!」 「れいみゅにょいもーちょぎゃんばっちぇにぇ!」 ユサユサ…ユサユサ…ペシャ 「ゆぴぃ~!ゆ゙っ!ゆ゙っ!…ゅ……」 「…ゆ?ゆわああああああああああああああああああああああああああ!!ばりざにぞっぐりのおぢびぢゃんがあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「どぼちちぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!れいみゅのいもーちょおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「……しかたないよ…ふたりともゆっくりおちついてね」 「ゆっぐじりがいじだよ…」 「ゆぐっゆぐっ…いもーちょぎゃ…ゆぐっ!ゆぐっ!」 ユサユサ…ポトッ 「…ゅ…ゅゅ?…ゆぴ!ゆぴぴ!ゆぴー!ゆぴい!」 「ゆわああああああああああああああああああああああ!!れいむにそっくりのおちびぢゃんだよおおおおおおおお!!ゆっくりしていってね!!」 「いもーちょはゆっくちしちぇいっちぇにぇ!れいみゅはれいみゅぢゃよ!!」 「ぴぴー!ぴぴぴー!ゆぴぴゃー!!」 「………ごめんね」 「ゆぴぃ!!!!…ゅ…」 「ゆ、ゆあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!どぼぢであがぢゃんごろじじゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「なんぢぇれいみゅにょいもーちょきょろしちゃうにょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 「ふたりともゆっくりきいてね!たりないゆっくりはゆっくりできないんだよ!のらゆっくりはとくにたりないゆっくりがいるとかぞくそろってしんじゃいやすくなるんだよ!ゆっくりりかいしてね!!」 「だからってころすことないでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「まりさはれいむとれいむのおちびちゃんをかんがえたことがあるの!?みんなしんだらもともこもないんだよ!みんなゆっくりできなくなったらおしまいなんだよ!ゆっくりりかいできるでしょ!!」 「ゆ………ゆぐじ…りがいじだよ…」 「しょんにゃー…」 「ゆ!まだうまれるよ!」 ユサユサ…ポトッ 「ゅぅ…ゅ!…ゆっくちしちぇいっちぇにゃにょじぇ!」 ユサユサ…ポトッ 「ゆゆゆ!?ゆっくち!ゆっくちしちぇにぇ!ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!ゆっくちー♪」 「ゆふぅ……こんどはまともなのがうまれてよかったよ…ゆっくりしていってね…」 「ゆぅ…まりさもだよ…ゆっくりしていってね…」 「れいみゅはれいみゅぢゃよ!いもーちょちゃちはゆっくちしちぇいっちぇにぇ!」 「「ゆっくちしちぇいっちぇにぇ!!」」 結果的に赤まりさが一匹と赤れいむが二匹生まれた。それぞれの口調から生まれ持った性格が読み取れる。長女れいむは至って普通の赤れいむである。次女まりさは"だぜ口調"のやんちゃなゆっくり。 そして言葉足らずで「ゆっくりゆっくり」と連呼した末っ子れいむは好奇心旺盛でお歌という名の雑音が大好きだった。 「ゆ!まりさはれいむのくきさんをおとしてね!」 「ゆっくりりかいしたよ!がーじがーじ…」 ボトッ 「おちびちゃんたち!くきさんをたべてね!ゆっくりできるよ!」 「「「ゆっくちいちゃぢゃきまーしゅ(のじぇ!!!」」」 「「「むーしゃむーしゃ…ちあわちぇええええええ!!!!」」」 「まりしゃにゃんぢゃかうんうんしちゃくなっちぇきちゃのじぇ!」 「れいみゅみょしちゃくなっちゃっちゃよ!」 「ゆ~ゆ~ゆゆゆ♪れいみゅみょうんうんしゅる~!」 「ゆふふ おちびちゃんたちうんうんはそとでしようね!」 「「「ゆっくちりかいしちゃよ!!!」」」 「「ちゅっきりー!!」」 「ゆ~ん…ゆ~ん…なきゃなきゃでにゃいのじぇ!」 「まり…おとうさんにまかせてね!ぺーろぺーろ…」 「ゆゆ!おちょうしゃんくしゅぐっちゃいのじぇ!…ゆ!うんうんでりゅのじぇ…ゆ~ん…ちゅっきりぃー!!おちょうしゃんありがちょう!」 「ゆっくりどういたしまして!」 「…まりさ…ちちおやらしくなってきたね!」 「ゆっへん!」 「おちょうしゃんあちょぼー!あちょぼー!」 「まりしゃもあしょびたいのじぇ!」 「ゆゆ!おとうさんのぼりをしようね!おちびちゃんはおとうさんのぼうしのうえにのっかってね!」 「おきゃあしゃんれいみゅとおうちゃうちゃっちぇー!」 「ゆふふ!おかあさんとゆっくりうたおうね!ゆゆゆ~♪」 「ゆーゆ♪ゆゆゆ~♪」 「ゆわああああああああああああ!!たきゃいのじぇ!おちょうしゃんしゅごいのじぇ!」 「おしょりゃとんぢぇるみちゃい!!」 家族は大いに戯れ合っていた。でも、それも夕方が終わりそろそろ夜に差しかかると止んだ。親れいむが止めたのだ。 「「「ゆわーい!ゆわーい!」」」 「ゆ!おちびちゃんたちきょうはここまでにしようね!」 「ゆ?れいむどうして?」 「よるはうるさくするとれみりゃにみつかってたべられちゃうんだよ…」 「「「きょわいいいいいいいいいいいいいい!!れみりゃいやああああああああああああああああああああ!!!!」」」 「しっ!だよ!れみりゃにみつかりたくないならなおさらしずかにしててねおちびちゃん!」 「ゆやあああああああああああああああああああああああああ!!れみりゃこわいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!れみりゃいやだよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「おちょうしゃん?」 「ゆぷぷ…おちょうしゃんはにゃにやっちぇるのじぇ!ゆぷぷ!」 「ゆぅ…じぇんじぇんおちちゅいてにゃいおちょうしゃんだにぇ!」 「まりさ!みっともないからこどもたちのまえでそんなにさけばないでね!」 「ゆわあああああああああああああああああああああ!!…ゆ?…ゆ、ゆ、ゆっかりしちゃったよ!」 「「「ゆぷぷぷぷぷ」」」 「お、おちびちゃんたちわらっちゃゆぷぷ…だめ…ゆぷぷ…」 「ど、どぼぢでみんなじでわらっでるのお…」 「わらっで…れいぶわらっでなんがないよ…ぷぷ…きのせいだよ…」 … 「みんなゆっくりごはんにしようね…!」 「「「ゆわーい…!」」」 ぞろぞろと生ゴミが狭いダンボールハウスの中に並べ立てられる。流石に異臭を放ってきている。 「ゆ…にゃにきょれ…」 「こりぇはぎょはんしゃんじゃにゃいのじぇ?」 「にゃにきゃのまちぎゃいでしょ?」 「おちびちゃん…ゆっくりきいてね…ごはんさんはずっとそれしかたべられないんだよ…」 「「「ゆ゙っ!!?」」」 「おとうさんたちもがまんしてるんだよ…おちびちゃんたちもゆっくりがまんしてね…」 「「「しょんにゃああああああああああああ!!!!」 「これしかたべられないんだよ…なにをどうやってもそれだけなんだよ…ゆっくりりかいしてね…おとうさんのいうこときいてね…」 「ゆぅ…まりしゃゆっくちりかいしたのじぇ…」 「りかいしちゃよ…」 「じぇんっじぇんりきゃいできにゃいよ!れいみゅはしゃっきたべちゃきゅきしゃんをたべちゃいよ!」 「おちびちゃん…なんどもいうけどほんとうにごはんさんはこれしかないんだよ…」 「なりゃあみゃあみゃとっちぇこいくしょおや!」 「…まりさ…わかってるとおもうけどごめんね…」 「ゆ?…ゆ!………ゆ…れいむがいうんならそれはしかたないことだよ…」 「にゃにぼちゃっとしてゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!いちゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」 「どぼちちぇおきゃあしゃんぎゃれいみゅのいもーちょいじめちぇるにょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」 「やみぇりゅんだじぇ!れいみゅをきゃみきゃみしちゃだめにゃんだじぇ!!」 「ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ぼっ!ぼっど!ゆっぐぢ…」 「「ゆんやあああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「おちびちゃんはだまっててね!これはしかたないことなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「どぼちちぇしょんにゃこちょいうんだじぇええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 「ゆええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええん!」 「おちびちゃん…しずかに…しずかに…」 ゲスの要素を垣間見せた末っ子れいむを、親れいむとまりさは分かったというような合図を見せた。そして親れいむは末っ子れいむに噛みつき殺した。 だが、あれほどうるさくしてはいけないと親れいむ自身も言っていたにもかかわらず騒いだ為、やはりれみりゃはやって来てしまった。 「うー?あばあばのにおいがずるんだどぉ♪」 「「れ、れみりゃだああああああああああああああああああああああ!!!」 「「ゆええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?」」 「あばあばはおどなじぐでみりゃにだべられるんだどぉ♪」 「おちびちゃんはおかあさんのおくちのなかにかくれてね!」 「「ゆっくちりきゃいしちゃよ(のじぇ!!」」 「ゆわわ…ゆゆ…ま、まりさがあいてだよ!れみりゃはゆっくりしないでしんでね!ゆんっ!」 「うー?このあばあばなにやっでるんだどぉ?」 「ど、どぼぢであだっでないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「ばがなあばあばなんだどぉ♪それになんがぎれいなあばあばなんだどぉ♪あばあばはゆっぐりでみりゃぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 「ぎゅううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!まりさはゆっくりしないではやくれいむといっしょにたたかってね!」 「ゆゆっ!!わ、わかったよ!がーじがーじ…しあわせー!」 「ああああああああああ!!!でみりゃのおがおだべだいでえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」 「むーしゃむーしゃ…しあわせー!」 「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!でみりゃのはねぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」 「ゆ!これでとべなくなったね!あとはたべちゃうだけだよ!」 「ゆゆ!そうだね!れみりゃってすごくおいしいね!むーしゃむーしゃ…」 「「しあわせー!!」」 「ぜんぜんじあわぜじゃないんだどぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!いだいんだどおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!やべるんだどおおおおおおおおおおおおおお!!」 「おきゃあしゃんおきゅちきゃらだしちぇにぇ!」 「だしゅんだじぇ!」 「ゆっくりでておいでね!れみりゃはすごくおいしいよ!」 「「むーちゃむーちゃ…ちあわちぇー!!」」 「ゆ゙っ…ゆ゙っ……ゆ゙…も゙…」 れみりゃに噛みつき羽を噛みちぎり、れみりゃの中身を2/3は食した所でれいむ達の食欲は満たされた。 「ゆふぅ…れみりゃがきてびっくりしたけどなんとかなったね…」 「れみりゃののこりはとっておこうよれいむ」 「そうだね!ごちそうだからね!」 「ゆふぅ…まんじょく…ゆゆ!?うっきゃりしちぇたのじぇ!なんじぇおきゃあしゃんはれいみゅをちゅぶしちゃったのじぇ!?」 「いもーちょぎょろしはゆっくちできにゃいよ…」 「…おちびちゃんゆっくりきいてね!あのおちびちゃんはげすだったよ…げすはゆっくりできないしなにより のらゆっくりなのにげすのおちびちゃんがいたらいきていけないんだよ…りかいしてね」 「ゆぅ…おとうさんからもゆっくりりかいしてほしいよ…れい…おかあさんのいうことはいつもただしいんだよ…ゆっくりしたがってね!」 「ゆゆぅ…いもーちょはげしゅぢゃったのじぇ…しょれじゃあしかちゃないのじぇ…」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ…げしゅにょおねえしゃんにゃんちぇぎょめんぢゃよ…」 「ゆゆ!?まりしゃはげしゅじゃないきゃられいみゅおにぇーちゃんはおにぇーちゃんにょままぢぇいちぇほしいのじぇ!」 「ゆ!だいじょうびゅぢゃよまりちゃ!まりちゃはげしゅじゃにゃいにょれいみゅよくしっちぇるみょん!」 「ゆふぅ…ゆっくちあんしんしちゃのじぇ!」 「おちびちゃんたちとってもゆっくりしてるね!」 「そうだね!これがずっとつづくといいね!」 「ところでおちびちゃんたち!あんまりうるさくするといまみたいにれみりゃにみつかっちゃうから ぜったいうるさくしちゃだめだよ!」 「「ゆっくちりきゃいしちゃよ(のじぇ!!」」 「じゃあきょうはもうねないとね!まりさはあしたごみすてばでごはんさんをみつけてくれる?」 「ゆゆ!まりさにまかせてね!どくにもきをつけるよ!」 「ゆっくりありがとう!これでおちびちゃんたちにきょういくできるよ!」 「ゆ!じゃあれいむとおちびちゃんたちおやすみなさい!」 「「おやしゅみなしゃい!!」」 「おやすみなさいまりさ」 バラバラになったれみりゃの隣で一家は翌朝を迎えた。 「ゆゆ!まりさおきてね!おちびちゃんたちもだよ!」 「ゆぴー…ゆゆ!?ゆふぁ…ゆっくりおはようれいむ」 「まりちゃもうちょっちょねちゃいのじぇ…」 「ゆぴー…ゆぴー…ねむちゃいきゃらねかちぇてねおきゃあしゃん…」 「おちびちゃんたちもゆっくりしないでおきてね!とくにまりさ!かりのじかんでしょ!おきてね!」 「ゆふぁ~…ゆゆ!そうだったね!まりさがんばってごはんさんとってくるよ!ゆっくりまっててね!」 「いっちぇりゃっしゃいおちょうしゃん…」 「まりちゃちーちーしちゃいのじぇ!おきゃあしゃんてちゅだうのじぇ!」 「まりさいってらっしゃい!はいはい ちーちーはあっちでやろうね!」 まりさは前日に行ったゴミ捨て場へと向かう。時刻も前日のゴミ漁りと大体同じ時間であった。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆふぅ…やっとついたよ!」 「むーしゃむーしゃ…ゆゆ?まりさだねーわかるよー おはようなんだよー」 「ゆ!ちぇんおはよう!」 「きょうのごはんさんはあんまりいいのがないよー にがいおやさいさんもあるからきをつけてねー」 「ゆゆ!ありがとうちぇん!れいぱーのときもおせわになってありがたいよ!」 「いいよーきにしないでねー ちぇんはおうちにかえるかられいむたちによろしくねー」 「ゆっくりりかいしたよ!ゆっくりさようなら!」 ちぇんが去りゴミ袋を漁り始めるまりさ。 「がーじがーじ…ゆゆ?このおやさいさんはなんだろう?むーしゃむーしゃ…ゆげぇ…にがいいいいい…これはおちびちゃんにたべさせられないよ!ほかのをさがすよ!」 まりさは苦いものとそうでないものを選別しつつ口の中、帽子の中に不器用ながらも生ゴミを溜め込んでいった。そして巣へと戻るまりさ。 「ゆっ!ゆっ!…ゆっくりただいまだよ!」 「ゆゆ!!おきゃえりなしゃいおちょうしゃん!」 「おきゃえりなんぢゃじぇおちょうしゃん!」 「おかえりなさいまりさ ごはんさんはとれた?」 「ゆー…ぺっ! きょうはこんなものしかなかったよ…ゆっくりごめんね!」 「だいじょうぶだよまりさ ごはんさんにもんくいえないよ」 会話をするまりさが横に目をやると見慣れぬ物があった。水の入ったペット用の皿であった。 「ゆ?れいむこれはなに?」 「これはおみずさんをのむためにれいむがひろってきたんだよ …これだったらおちびちゃんがくさいところにわざわざいかなくてすむよ!」 「さすがまりさのおよめさんだね!りょうさいけんぼさんだね!ゆっくりほこれるよ!」 「れいむそれほどでもないよ…ゆっへん!」 「ゆぷぷ…おだちぇられちぇるのじぇ」 「ゆ…ゆふふ!」 昼になって食事時を迎える一家。 「「ゆっくりいただきます!」」 「「ゆっくちいちゃだきましゅ(のじぇ!!」」 「「むーしゃむーしゃ…しあわせー!」」 「「むーちゃ…むーちゃ…ちあわちぇー!」」 「「ゆっくりごちそうさま!!」」 「「ゆっくちごちしょうしゃま(なのじぇ!!」」 「ゆふぅ…ところでれいむ!なんでいただきますとかあいさつするようにしたの?」 「おちびちゃんのきょういくのためだよ」 「ゆゆ!そうだね!おちびちゃんのためなんだね!」 夕方になって赤まりさが突然苦しみ始めた。 「ゆ~ん…おにゃきゃいちゃいのじぇ…」 「おちびちゃんだいじょうぶ…?」 「まりしゃうんうんしちぇくりゅのじぇ…」 「おとうさんがつきそってあげるからゆっくりうんうんしてね!」 「おちょうしゃんありがちょうなのじぇ…」 「ゆー…!ゆー…!」 「ゆうー…おちびちゃんのうんうんみずっぽいよ…おちびちゃんはここでまっててね!」 「ゆっくちりきゃいしちゃのじぇ…ゆー…!ゆー…!」 「れいむ!れいむ!おちびちゃんのうんうんがみずっぽいんだよ!」 「ゆ…おちびちゃんはおうちでまっててね!おかあさんとおとうさんはちょっとそこまでいってくるよ!」 「ゆっくちりきゃいしちゃよ!」 … 「ゆー…!ゆー…!」 「れいむ!おちびちゃんがくるしんでるよ!」 「おちついてねまりさ!…ゆぅ…これはげりさんだね…まりさ…ざんねんだけどおちびちゃんはもうだめだよ…」 「ゆ!?なんで!?どうして!?」 「げりさんになったらえいようぶそくになっちゃうんだよ…そうなったらのらゆっくりだとえいようをとれないからしんじゃうんだよ…」 「ゆがーん!…そ、そんなあああああああああああああああああああああ!!!」 「ゆー…!ゆー…!ゆふぅ…ゆっくちうんうんちょまっちゃのじぇ…ゆほっ!ゆほっ!…ゆぅ~…なんぢゃかきゃらだぎゃあちゅいのじぇ…」 「おちびちゃん…ゆっくりしていってね…れいむ!まりさはどうすればいいの!」 「…どうしようもないよ…ゆっくりあきらめてね…」 「どぼぢでそんなごどいうのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ふたりのおちびちゃんでしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆ…せめてあまあまさんがあればたすかるんだけど…」 「ゆ!あまあまさん!まりさがあまあまさんみつけてくるよ!れいむたちはここでまっててね!」 「ゆ…でもあまあまさんなんてどこにあるの…?ごみすてばにもないし…にんげんさんにおねがいしてもつぶされるだけだよ…」 「ゆゆ!それならまりさのなかみをすこし…」 「だめだよまりさ…のらゆっくりはきずのなおりがおそいんだよ…いまはだいじょうぶかもしれないけどこれからにえいきょうがでてくるよ… 「ゆぅ?にゃんのはにゃしをしちぇるのじぇ?」 「なんでもないよおちびちゃん…とにかくまりさはあまあまさんさがしてくるよ!」 「ゆあ!まりさまってね!まりさああああああ!!!」 まりさはゴミ捨て場に到着した。そこは先程荒らした場所であった。だがゴミの類は全て回収されており空っぽとなっていた。 「ゆぅ…ごはんさんがないよ…あまあまもあったかもしれないのに…ほかのばしょもさがしてみるよ…」 「ゅ…ゅ…」 「ゆ?なんだかゆっくりできないおとがするよ?」 「ま…さ………て…わか…よ…」 「ちぇえええええええええええええええええええええええええええええん!!!」 ゴミ捨て場の少し離れたところに片目は抉られ、体中が腫れ上がったちぇんがいた。 「まり…さ…わか…よー…」 「ちぇん!ちぇん!どぼぢでごんなごどになっでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 「わか…るよー…にんげんさんにやら…れたんだねー…ちぇんはもうだめだよー…」 「そんなあああああああああああああああああああああああ!!まりさまだちぇんにおれいもしてないでしょしなないでえええええええええええええええええええええええ!!!」 「わから…ないよー…おおごえださな…いでね…にんげんさんに…みつかっちゃうよ…」 「ゆぐっ…ゆぐっ…どぼぢで…」 「かえる…とちゅうにやら…れたんだよー…わかって…ねー…もっと…ゆ…」 「ちぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええん!!!…ゆわああああああああああああああああああああああああああああん!!!」 ちぇんの死体の側で泣き続けたが、しばらくしてからまりさは立ち直りちぇんを口に含み始めた。 「ゆぐっ…ちぇんのなかみはあまあまさんだよ…おちびちゃんにたべさせればきっとなおるよ…ちぇんごめんね…ゆぐっ…」 … 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!…あまあまさんたくさんとれたよ!おちびちゃんゆっくりできるよ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!…」 走り続けて巣へと近づいていくが何やら、甘く嫌な匂いが漂ってくる。 「ゆっ!?…なんだかゆっくりできないにおいがおうちさんからするよ…れいむ!ただいまだよ!」 「ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ…ば、ばりざ…おぞいよ…ゆ゙っ!ゆ゙っ!」 「れいむううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!!!」 「もっちょ…ゆ…」 「おちびちゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!?」 まりさが巣へと戻るとれいむは頬を大きく切り裂かれ目は飛び出て、赤まりさはダンボールの染みとなり赤れいむは黒こげの状態となっていた。 何があったのか?それはまりさが甘味を探し求めている間に起きた。 「ゆぅ…ゆぅ…おきゃあしゃん…きゃらだがあちゅいのじぇ…」 「おちびちゃんゆっくりしてね…」 「ぺーりょぺーりょ…」 「ちっ!また野良ゆっくりが住み着いてやがる!先月駆除したばっかりだろ!」 「ゆ?に、にんげんさん…ゆ、ゆっくりこんにちぶべわぁ!!!」 「「おきゃーしゃんぎゃ!!!」」 「い、いじゃいいいいいいいい…おちびちゃんはゆっくりしないでにげて…どぼぢでにんげんざんがおちびちゃんもっでるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「はなちぇぇ…はなちゅんだじぇぇ…」 「ぷきゅぅ!ぷきゅぅ!」 「汚い饅頭だなぁ。体調悪そうなお前はこうしてやる。」 ベチョッ 「ゆぴぃ!!!」 「おにぇえちゃんぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 「おちびちゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!」 「お前はこうだな。それっ!」 ジュポッ 「ゆやああああああああああああああああああああああああああああああ!!あちゅいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! おきゃあしゃんたちゅけちぇええええええええええええええええええええええええ!!おちょうしゃんどきょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!あちゅいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「やべでえええええええええええええええええええええええええええええええ!!どぼぢでごんなひどいごどずるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 「そうだな…飼いゆっくりが裏切って野良ゆっくりと番になったからかな?まぁ、前からこういうことして駆除の手伝いみたいなのはしてるんだけど。」「あちゅい!あちゅいよおおおおおお!!!」 「ゆ゙っ!!おにいざんはもじがじで…」「あじゅ!あじゅ!ゆやああああああああああああああああああああああ!!」 「ん?ああ、この前のれいむか。まりさは元気か?死んだか?」「でいみゅのりぼんざんがどぼぢでもえであぢゅ!あぢゅいいいいいいいいいいいい!!!」 「ばじざげんぎにいぎでばずがらやべでぐだざいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」「や、やっちょきえちゃよ……ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!」 「やだよ。というか、お前には報いを受けて貰わないとな。ふんっ!」 「ゆべっ!ゆげっ!ゆげろぉ!!…でいむのおべべがああああああああああああ!!!」 「締めはこうだな。」 「ゆぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!いじゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!で、でいぶのほっべざんがああああああああああああああああ!!!」 「じゃあな、元気にやってけよ!」 「まじざ…はやぐがえっでぎで…いぐられいぶでももうぶりだよ…はやぐがえっでぎで…」 … 「…ってごどがあっだんだよ…」 「ぞんなあああああああああああああああああ!!おにいざんひどいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 「まじざ…よぐぎいでね…れいぶはもうだめだよ…」 「まっでね!あばあばさんがいっばいあるがらだべでげんぎになっでね!れいぶしなないでね!れいぶぅ!!」 「ぜめでまじざだげでもゆっぐじ…じで…ね…ゆ゙………………」 「れいぶ!?れいぶぅ!!でいむどぼぢでじんじゃうのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!おぎでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 まりさは歩いた。ただひたすら歩いた。何処へ向かってるかはまりさ自身も知らなかった。だが気付けば見覚えのある家の前に居た。まりさに気付いたお兄さんが外へと出てきてまりさの前に座り込む。 「どうしてここにきた。」 「…ゆっ…おにいさん……のらゆっくりはもういやだよ…えささんもまずかったよ…ゆっくりねられなかったよ…もう…もう…れいむもおちびちゃんもいないよ…」 「だから?」 「かいゆっくりにもどしてほしいよ…まりさはんせいしたよ…おそとはゆっくりにとってつめたすぎるよ…」 「嫌だね。断る。それにお前らももう知ってるだろうが俺は猫を飼い始めたんだ。」 「ねこさんともなかよくするよ…だから…」 「ダメだな。何をどういわれようが俺はもう二度とゆっくりを愛せないよ。苦しめる対象にしかならない。」 「…わかったよ…じゃあせめてまりさをころして…ころしてください…おねがいじばふ!おぢびぢゃんのいないぜいがづなんでもういみがありばぜん!だがらごろじでぐだざい!!」 「そんなに生きることが辛くなったか?だが、俺はお前を殺さないよ。それがお前の苦しみなんだからな。精々生きて苦しめ。じゃあな。」 「まっで!まっでぐだざい!ぜめでらぐにごろじでぐだざい!ばりざのおぢびぢゃんみだいにいっじゅんでごろじでぐだざい!」 「嫌だよ。水にでも浸かって苦しみながら死ねばいいじゃないか。」 「おねがいじばず!もうぐるじいのいやなんでず!らぐにざぜでぐだざい!ゆぐじざぜでぐだざい!おねがいじばず!」 「じゃあな。」 お兄さんはドアを閉めてしまった。まりさは泣き顔で途方に暮れどうすればいいのか分からないまま、巣へと戻っていった。 「ゆっくりただいま…」 れいむと赤ゆ達の死体が出迎えてくれた。 「ゆぐっ…ゆぐっ…ゆわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!! はやぐじにだいよ!れいぶだぢがいるどごろにばりざもいぎだいよ!でみりゃぎでね!でみりゃははやぐぎでね!どぼぢでごないのおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 どれだけ叫んでもれみりゃは来なかった。あの時のれみりゃの悲鳴が周囲に響いたせいで、れみりゃ達はこの巣には近づかないように警戒していたのだ。 「ゆ…そうだ…といれのおみずさんでゆっくりしねるよ…」 まりさはトイレへと行き、便器の中へと身を投げた。 「ゆべっ!……ゆ…はやくとけてね…しなせてね…」 30分が経過した頃にまりさは絶叫した。 「どぼぢでどげないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!もうい゙い゙よ゙!ほがのどごろでじぬよ!ゆっぐりじでないどいれざんはじね!じね! ゆ゙っ!?どぼ、どぼぢであんよざんがうごがないのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!うごいでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 まりさが身を投げたトイレ…和式便所だった。和式便所の中途半端に残っていた水があんよをふやかし少し溶かしたところで、水はまりさに吸収されてしまったのだ。つまり今はカラカラの状態。 「どぼぢで!?どぼぢでええええええええええええええええええええええええ!!どぼぢでばりざをぐるじめるのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!! だれがああああああああああああああああああああああああ!!だずげでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!! ぜめでごろじでええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!ゆやあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 … 「だれがぁ…ばりざをごろじで…もうごろじで…ゆっぐじざぜで…おながへっだ…」 … 「おねが…ご……で…だべ…ぼの…ゆぐ…り…」 … 「れい…ぶ…どご…まじざを…だずげ……………ゆ…………」 まりさが死ぬまでには四日間かかった。死因は餓死であった。利用者も居ないトイレの和式便所には今もパサパサになったまりさの死骸が残っているという。 どんなに知恵を持ったゆっくりも、体力のあるゆっくりも強い者には問答無用で殺される。庇護者が誰もいない野良ゆっくりならば尚のことであった。 終
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【登場新ジャンル表記一例】 ツンデレ=ツン 素直クール=クー 新ジャンル「ツンサメ」=鮫子 とらいんより不良=不良 新ジャンル学園・サメイド他よりヴァルキリー=ヴァル 新ジャンル「最強の一般人」の天使=天使 新ジャンル「最強の一般人」の悪魔=悪魔 新ジャンル「居座り女騎士」=騎士(いろいろあって最強の一般人が主人に) 新ジャンル「不良お嬢様」=不嬢 新ジャンル「家庭的な不良」=家不 新ジャンル「素直冷静不良」=冷不 DQN達=DQN○(数字) DQNの頭=高条 高条の側近=側近○(数字) ヴァル「止まれ」 不良「あ?どした?」 ヴァル「そこにいる者達!出てこい!」 ガタ!バタバタバタ ――ヤ、ヤッパリアナタガヤッテ ――ズ、ズルイゾ! ヴァル「……」 「ま、マスターは助けろとしか言ってないじゃないですか!」 「だからってお前が交渉しなくていい理由にはならないだろっ」 「ア、アナタこの前マスターの筋トレ用具の部品失くしたじゃないですか!バラしますよ!」 「きききき貴様、天使のくせに脅迫するのかっ!?っていうか部品捨てたのはお前だろ!」 「か、かもしれないですよ!!見つからないのは私が捨てたゴミ袋にあったからだなんて!」 「あ、悪魔だからな!人のせいにしたっていいんだ!っていうか今の脅迫を私はバラす!」 「ひ、ひどい!」 ワーワーキャーキャーキャイキャイ! ヴァル「あー…お前達、確かヤハウェの使いと、その敵対者のサタンの……」 悪魔「ん?そ、そうだが…いや待てよ? ククク、そうだ、貴様北欧神話の神人だろう? 私と手を組んでこの偽善者に我らが主のおしおきを下さないか?」 天使「ず、ズルイですよ!それなら私もっ」 悪魔「馬鹿め!これは我々追いやられた者の特権だぞ!? はは!やーいやーいww主に怒られろー怒られろー」 デュクシデュクシ! 悪魔「でっ」天使「痛っ」 悪魔「あ、主!?…じゃなくて…」 ヴァル「いや何となく喧嘩両成敗というか… というか何を次元の低いのか高いのか判らない内紛をしてるんだ…目的はなんだ?」 天使「そ、その…私たちマスターに言われて攫われた新ジャンル学園の人を助けに来ました あ。あと次元は低くないです。私たちにとっては重要な問題です」 悪魔「その様子を見るとどうも目的は一致しているようだな。手伝ってやっても良いぞ? それから次元は低くない。主に怒られるかどうかは最重要課題だ」 ヴァル「天使と悪魔を一緒に使役したり、つまらん事を重要と言わせるお前達の主を見てみたいが。 なるほど。了解した」 不良「話ついたか?」 ヴァル「ああ。今から脱出する所だ。二人とも、ついてくるといい」 天使・悪魔「「はーい」」 騎士「あ、いたいた。二人とも歩くの早すぎだ、ん?団体様か?」 天使「私たちの目標ですよ」 悪魔「護衛しながら行くぞ」 騎士「う、うむ」 ヴァル「三人、か…だが天使と悪魔は心強いな…」 不良「なあ、やっぱダクトから行かねえか?」 ヴァル「お勧めはできないな。君が侵入した事で奴らもダクトを使用された線を疑ってる筈だ 鮫子「出口で張られてたらお終いね」 ヴァル「自由に動けない上、一対多にならざるを得ないからな。その気になれば毒ガス等も有りだ」 不良「けどよ、ちゃんとした出口じゃ今ドンパチやってるだろ」 ヴァル「その方が好都合だ。なに。私もいるし、あの天使と悪魔は見た所私くらい強い」 不良「そうは見えねえがな」 ヴァル「彼女達が本気を出せばわかる ともかく、混乱の中、彼女達を守りながら行った方が幾分やりやすい 自由に動けないダクトに比べれば遙かにましだ」 不良「そうか……―――おっと」 ヴァル「ああ。ようやく敵のお出ましか。遅すぎるくらいだな」 不良「どうすんだ?」 ヴァル「待て……どういうことだ?数が……少ないな…」 側近4「来ましたな?やはりあの程度の見張りでは話になりませんでしたか」 側近5「それにしてもこれは驚いた。北欧神話の神人に天使と悪魔とは……」 側近4「覚醒装置の準備は?半覚醒状態…いや…覚醒しても素手では戦えませんぞ?」 DQNx3「整って…げっげっ!…つつがなし」 側近4「よいよい。ではいきますかな?」 側近5「そこのお前達よ!言うまでもないと思うが、我らがリーダーの命によりここは通さぬ! 虜囚は速やかに元の部屋へ戻り、侵入者は投降せよ!!」 鮫子「何か言ってるわね」 不良「無視だ無視。で、やんのか?鮫子預かっててくれるなら加勢するが?」 ヴァル「いや、脱出を第一に考えろ。お前達は先に…」 天使「あのー…」 ヴァル「ん?」 天使「ここは私たちに任せてもらえませんか?あなたがいないと彼等、脱出も難しそうですし」 悪魔「いきなり出会ったばかりで信用できないだろうが、こちらも主の命で来てるのでな」 ヴァル「ふぅむ……」 不良「おいおい、大丈夫かよ?女二人って」 ヴァル「先ほども言っただろう?彼女達は私と同じ人外の存在だ。見た目は当てにならん いささか気になる事もあるが……彼女達ほどの位階なら間違いはあるまい」 天使「そ、そうですよ!私たちこう見えても頼りになりますよ?」 悪魔「そうそう。普通の人間の一人二人、丸めてポイっだ。10秒もかからない」 ヴァル「そう言うなら、頼もうか」 天使「では」 悪魔「騎士は彼女達の警護を任せたぞ?」 騎士「う、うむ。任されよ」 鮫子「それじゃあ行きましょう」 ヴァル「ああ。ここから先は全員一塊りになって決して離れるな!離れれば命はないと思え!」 不良「おいおい、命って……はっぱかけんのは良いがよ、それじゃビビっちまうんじゃねえか?」 ヴァル「どうかな……」 不良「あ?」 ヴァル「いや。ただの邪推だ。文字通り『余計な』心配だよ」 不良「………」 側近4「行ってしまいましたぞい」 側近5「コウジョウ様に怒られますかな」 側近4「予想外に高位の存在が相手ですからな。時間はかかりますな」 天使「追わなくて良いんですか?」 悪魔「足止めを命令されているんだろう?」 側近4「あなた達、食い止める気満々なくせによくそんな事が言えますな?」 側近5「まあ、無駄話もなんですし、ここら辺で始めるかのう。覚醒装置を打ちあげろ!」 DQNx3「げひっ!了…解っ!!」 側近4「これ、外してしまっても?覚醒すると邪魔で邪魔で」 側近5「蒸れますからな。まあ調達が面倒ですが替えは効きますし、『彼』を打ちとれば後は…」 側近4「ですなぁ、ほっほ」 天使「何を言って……え?体が少し膨れてる…?」 悪魔「服が……これは……」 天使「まさか…いえ…そんな…っ!」 悪魔「髪が……人じゃないのかっ?」 天使「そんな……何故こんな所に……いえ、実在していたなんてっ!あなた達は………っっ! ―――――――――――――――――――――――『セント・ニコラウスの魔人』!!」 ドズ!! 家不「がはっ!」 ズザザザザザーーーー!! 家不「くっ、、、ふっ、、、」 不嬢「先輩……」 家不「おう…すまんのう……助力に来たはずが……これ…じゃ…あ……」ドサ… 不嬢「先輩!くっ!先輩まで……」 側近2「よそ見は危険ですぞ!」 不嬢「!!」 ゴガッ!! 不嬢「あふっ!!」 ベシャアアア 不嬢「はあ……はあ……ぐうっ!!あ………片腕、はは…ヤラれて…らあ…」 コツ、コツ、コツ、コツ、 不嬢「…………」 コツ… 高条「無様な姿だな。残ってるのはお前だけ…っつかお前ももう終いか」 不嬢「…………」 高条「まあ当然と言えば当然か。これが俺達だ お前がいくら強くなろうと越えられない壁だ 正義や理想や価値観に関係なく存在する摂理としての…」 ヒュッ!! ガシ!ググッ… 不嬢「ああ!!」 高条「危ない危ないw頭の俺が近寄るのを待ってたな? ほう?ナイフ、か……お前はステゴロ一本だと思ってたが」 カラァァァン………―――ボギッ! 不嬢「ぐっ、、、、ううううっ!!うぐっ!」 高条「少し残念だよ。両腕の骨は、その代償だと思いたまえ」 グッ……ぐぐぐぐぐ……グラングラン…ぐらん、ぶらん 不嬢「………」 高条「だがまあ融合措置もあながち無駄ではなかったと言う事か 数は少なくなるというのに戦闘力は下級程度。 知能も人間より低め程度でしかなくなる処置など、当初は無様な緊急避難だと感じたが… 『下級程度』もこれでなかなか。あの時思い切って全員半覚醒状態にしなくて良かったよ 仮に我々すべてが半覚醒状態であったら勝敗はわからなかったぞ? なにせ、私ほどであってもこの状態では、」 ぐおんぐらん 不嬢「うぐっ」 高条「このように、人一人を片手で吊り上げると言うパフォーマンスが精一杯なのだよ?」 側近1「ほっほっほっほっ!不嬢さんであまり遊んであげますな?」 側近2「仮にも我々を追いつめた相手ですからな。全員半覚醒状態であれば!ですが!」 側近3「笑え」 DQNx達「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」 高条「確かに…この展開は読めなかったよ… まさか融合措置を施した連中の手を借りる事になるとは… セント・レッドナイトのリーダーとしての命令を出した時には 多少の反発は予想していたものの…半数近くが裏切るとは……しかも不嬢側も粒ぞろい」 側近1「殺せという命令、未だ遂行出来ず心苦しく思っております」 高条「構わん。下級で圧倒できる、なおかつ既に満身創痍の者達に、これ以上何ができる? しかし………やはり解せんな。私は彼等を支配するに足る恐怖を与えていたと言うのに… 人間であれば誰しも、恐怖から逃れる事はできないはずのに…ふむ。解せぬ 『反乱を起こさないか』だと?そのたった一言で、私が植え付けた恐怖が払拭された? 有り得ない いったいどんな魔法を使った?どんな報酬を用意した?どんな恐怖を与えた?不良お嬢様」 不嬢「…~~~ぇよ……~~、~じゃ…ぉ」 高条「聞こえんな?何だと?」 不嬢「一生わかんねえよ…んな子供じみた理論で人間理解した気になってる奴にゃぁよ…… って言ったのっ」 高条「ふん!」 ヒュッ!!ズザアアアアアアア!! 高条「言わせておけば」 不嬢「うぐ…」 冷不「お前…」 不嬢「ああ、アンタん所まで放り投げられたんだな…わけわかんねえ腕力だ… で、早速なんだがよ……助けてくんねえかな?ほら、両腕、イッちまってんだ」 冷不「私も片足を折られ片腕はズタボロ…似たような状態だよ…」 不嬢「へっ、んじゃあ、笑うしかねえかぁ………あっは、っは、、帰って紅茶飲みて」バタ 不良「んだよこりゃ……全滅…だと…?」 ヴァル「……………うろたえるな。お前にとっては想定のうち、と言った所じゃないのか?」 不良「お見通しかよ…」 鮫子「どういうこと?」 不良「まあ、その、なんだ?ちっとばかし強い奴らがいたって話だ っつかどうすんだ?味方してくれた奴ら、ほっとけねえぞ?」 ヴァル「後でなんとかする…今は新ジャンル学園生と脱出することだけを考えろ」 不良「後味悪いがしょうがねえか…… あそこで立ってる連中、全員あの時のバケモン並みだとしたら、そうするしかねえな」 鮫子「そうね。見る限り話してる暇も惜しいわ。行きましょう」 不良「ああっ、お前もしっかり掴まってろよ!」 ヴァル「お前達もなるべく速く走れ!急げ!」 ツン「うん!…クー、しっかりして!さっきから私に肩預けっぱなしじゃない!」 クー「………」 ツン「クー?」 クー「………」 ヴァル「行くぞ!敵は気にするな!私が全て倒す!お前達は前だけを見ていろ!!」 DQN「――――おい!どけや!どきやがれ!」 高条「ほ?」 DQN「いたいた!居やがった!!高条さん!ちょっといいっすか!?」 高条「構わんが?」 DQN「……なんか、いつもと雰囲気違くないっすか?」 高条「ほほっ、そうかなぁ?」 DQN「あ、あははは、ま、まあ、んなこたどーでもいいっすよ! それより、へへ…見つけたぜ……さっきチラっと見かけてまさかと思ったがよぉ…」 冷不「?」 DQN「覚えてっかぁ!?一昨日ナンパしただけで不良少女にボコされた哀れな少年Aをよぉ!」 冷不「知らない。何の事だ?」 ゴスッ 冷不「あっ」 DQN「あ゙あ゙あ゙~~~!?んだってぇ!?つうかよそれ無く無くないっすかぁ? 素直冷静不良さんよお!オメエのせいなんだよっ!全部よ!」 ゴッ、ガッ、がすっ 冷不「どういう…ことだ?」 DQN「オメエが俺ボコしたからこれ以上舐められねえように新ジャンル学園狩りしてんだろが! 可哀そうになぁ~~、オメエ一人の為に何人の女がさらわれて野郎どもの餌食になんだ? 何人の男が足腰立たなくなるまでボコされたんだ?その元凶が知らねえだぁ!?っら!」 ―――ゲッス!!! 冷不「あっふ!……貴様…そうか、あの…時の」 DQN「今さら思い出しても遅ぇえんだよおおおお!! 俺らが新ジャンル学園狩りしなきゃなんねえのも! 俺らがこの界隈しめてもどっか舐められた目で見られてんのも! 俺らがそういうストレスのはけ口に上にボコされんのも! 女の癖にいきがってるオメエらがいっからだろぉがぁぁああああ!!」 ゲスゲスゲスガスガスガスガス! 冷不「…………」 DQN「はあ、はあはあはあ………どうだよ…これでちったあ懲りたかぁ? 懲りたら二度とこの街でデケエ面すんじゃねえよ……」 冷不「…………逆恨みも甚だしい」 DQN「お゙?」 冷不「いや、それ以前に……こんな状況でなければ…その程度の恨み言も言えないとは…… やはり…腐っているんだな……」 がっ! 冷不「う…」 DQN「状況見ろや。転がってんのはどっちだ?良いようにされてんのはどっちだ…? 結局俺らの方が上ってことじゃねえか… テメーは自分で播いた種を自分で始末できねえビッチなんだよ……っ 高条さん!ヤっちまっていいっすか!?このアマ湧いてっからよぉ! 体に教えてやんなきゃいけねえ!どっちがどっちを好きにできるかよお!」 「ここですんのか?」「変態かよww」「公開セックスかっつのw」「見てえwww」 「やれやれ」「アホばっかっすwwww」「まあDQNだしな?」 高条「勝手にしろ」 DQN「えっへへ……へへ」カチャカチャ 冷不「ぐっ、、、」 DQN「その鉄面皮がいつまで持つか見物だなぁ… まあお前もさぞかしヤリまくってんだろうがよ…」 冷不(男……っ!) DQN「俺のプレイは…―――ちっとばかし激しいぜぇ…」 冷不(本当は…悔しくてたまらない…!) DQN「覚悟しろやぁ」 冷不(こんな……女を性交の道具のような目で見る奴に……良いようにされるなんて!) DQN「へへっ」 冷不(でも…やっぱり……こいつの言う通りだ……自分で播いた種なのに…それを解っていたのに 始末がつけれらず…こんなっ、無様にっ、、、、自分が一番腹立たしいっ!) DQN「んじゃあいただきむぁぁぁ 冷不「くうっ!」 /!/{ / ヾ--r _ /  ̄ <_ _>`´ DQN_ <_ > r‐ " ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、―ニ 二 / | `ヽノ________ 三, 三ー二  ̄/ | ノ ` ̄ ̄ ̄ / /⌒ヽ,| ミ } 電柱 レ l d _} | ヽ、_, _, ____________ |/| \ ノ` r==- ヽ/l/|` ー------r- "  ̄ ̄ |└-- 、__/`\- 、 __,ゝ,,_____/ \_」 \ ヒュルルルルルルルルルルルル……………―――――――ズサ DQN ピクピク… 冷不「……………………………………………………………………………………………は?」 「あ?」 「え?」 「う?」 「お?」 「い?」 DQN37「おい…DQN……」 DQN ピクピク… DQN38「電柱……顔にめり込んで」 DQN39「あ…」 DQN37「あ?」 /!/{ / ヾ--r _ /  ̄ <_ _>`´ DQN37 <_ > r‐ " ̄ ̄ ̄ ̄ ヽ、―ニ 二 / | `ヽノ________ 三, 三ー二  ̄/ | ノ ` ̄ ̄ ̄ / /⌒ヽ,| ミ } 電柱 レ l d _} | ヽ、_, _, ____________ |/| \ ノ` r==- ヽ/l/|` ー------r- "  ̄ ̄ |└-- 、__/`\- 、 __,ゝ,,_____/ \_」 \ ヒュルルルルルルルルルルルル……………―――――――ズサ DQN37 ピクピクミンッ… DQN38「なにが起って…え?」 ―――――――ゴッ!ゴゴッ!ガガッ!!ガアアアン!!ゴガッ! DQN39「なんだよ…なんなんだよぉ…っ」 DQN40「破壊音が少しずつこっちに……っ」 DQN41「電柱だ!避けっ メキョ! ヒュルルルルル……――――ドサ!ピクピク… ゴガアアアアアアアン!!! DQN42「げほ!?DQN41!?っつか、、、どっかの壁ぶち破られた…!?」 DQN43「砂埃やべえよ…!なんも見えない…!音も聞こえなく…」 ダダダダダダ! ヒュガッ! メシャ! シュシュシュシュ ダスベキバシパシパシ! メキョ!ヒュルル…ドサ ドスダス ダゴ ドスドスドス バガン! シュババババ! ヒュヒュ! メコ!ヒュルルルル…ドサ DQN44「いや…『音』…してんぞ?」 DQN43「打撃音と…例の電柱で吹っ飛ばされる音…空を切る音…」 DQN42「戦ってんのか?」 DQN45「おいおい、何人で戦ってんだよ…この数……くそっ、それより砂埃うぜえ」 DQN46「何も見えネエ!」 DQN42「違ぇ…」 DQN46「あっ?何言って…」 DQN42「『複数』じゃ…ねえ……砂埃が晴れてきて……―――嘘だろ?これ」 DQN43「瞬間移動……え?瞬間移動だよな…あはははは…瞬間移動しながら戦ってら…」 都市「だりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」シュダダダダダダダ 最強「ふん!ふふん!」パシパシパシ 都市「死ねやあああああ!」ガガガガ 都市「電柱くらえええががああ」シュ 最強「おおおお!!効かねえ!!」 最強「当たらんと言ってるだろ」ヒョイ メコ!ヒュルルル…以下略 都市「オラオラオラオラオラオラ!」 最強「オラオラオラオラオラオラ!」 都市「マネすんなああああ!!」 最強「俺のは承太郎だ!!」 都市「俺もだ!!っつか徐倫なわけねええだろおおおがあああああ!!」 最強「ジャイロかも知れない!!」 都市「アイツは―――!!ラッシュはしねえええ!!!」 ゴッ!! ュルルルルルル……ーーーーーーーーーーーーーーーシュタッ! 最強「強烈な右回し蹴りだ…」 都市「アイツ…ラッシュしねえよなあ……」 最強「自分でもあやふやか」 都市「っつか…お前相手に片手ふさがってるのは分が悪いな…」 DQN42「有り得ねえ…なんだよあのスピード…人間じゃねえ……」 DQN43「っつか途中の軌道が目で負えねえ…」 DQN44「片方なんて電柱…何十本抱えてんだよっ!」 DQN45「もしかして、今までの電柱被害ってよ…」 DQN46「解りきったことを言 メキョメキョメキョメキョメキョ ヒュルルルルルルルル ドサドサドサドサドサ! DQN47「ひいいいいい!!5人いっぺんにぃぃいいい!」 都市「平和島静雄ってキャラ知ってっか?このバンピーよお」 最強「知るか、このチンピラ」 都市「ラノベに出てくんだけどよぉ…都市伝説の黒バイクとかよぉ…なんか他人とは思えねんだ」 ―― 以下超々高速体術による、達人クラスの技の応酬↓ ―― 最強「子供にありがちな感情移入か」シュダダダダ 都市「他人とは思えないからよお、いっちょマネして公共物を武器にしてんだよ!」ドガガガ DQN47「いいいいやああああああ!!!電柱が!!電柱があああああああ!!」 DQN48「舞ってる!!宙を電柱が!!!何十本も!!!」 DQN49「わあ~キレイだよおばあちゃん…電柱のロケット花火だわーい」 DQN50「しっかりしやがれえ!!49ぅうう メキョ ヒュルルルルル…――ドサッ DQN50 ピクピク… DQN47「ふ、伏せろ!なるべく頭を低くするんだ!」 DQN48「ほ、匍匐前進だ!!!」 最強「しかも周りの迷惑を顧みない。親の顔を拝みたいレベルだな」 都市「だからお前も―――素直に当たりやがれ!!」ヒュヒュヒュ! 最強「断る!!」 ヒュガ ヒュガ ヒュガ! 最強「三発撃墜―――むっ!」デュクシ! ガゴ!! 都市「チッ…不意打ち失敗」 最強「というか、お前が平和島静雄なら、俺は折原臨也か?」 都市「読んでんじゃねえか…『デュラララ!!』」 DQN51「なんだよ…な、なに言ってんだよアイツら……デュラ…ラ?って何語だよ…」 最強「成田良悟先生作、イラストはヤスダスズヒト先生。現在電撃文庫より7巻まで発売中」 都市「『月刊Gファンタジー』2009年7月号より漫画化作品が連載中。作画は茶鳥木明代先生」 DQN52「っつうかよお……あの二人もしかすっと…」 最強「2009年7月にテレビアニメ化が決定し」 都市「2010年1月から放送中である。全24話予定」 DQN53「ああ……まさか………マジでいたのか……」 最強「万引き、ダメゼッタイ!」 都市「立ち読みもほどほどに!」 DQN54「あれは…アイツらは…新ジャンル学園の、伝説中の伝説…人外を喰らう凡人×2!」 最強・都市「池袋を舞台に繰り広げられる痛快青春群像活劇『デュラララ!!』をよろしくね!」 騎士 「千葉の妖怪、電柱魔人『デンチュウ』か!!初めて見たぞ!!」 DQN達 「――――――――――――――――――――――――――え?」 都市・最強、激突!! 「は!?デンチュウ!?」「あ!んだそりゃ!!?『伝説』と『最強』じゃ…」 「おいっつか奴らこっち来ひいいいいい!」「伝説と最強じゃねえのかよおお!!」 「吹っ飛んだっつうか消えた攫われやああああ」「デンチュウ!?デンチュウってなんだ!?」 「電柱のことか!?」「妖怪のことだと!!」「噂のアイツらじゃなくて妖怪!?」「ポケモン?」 「知らねえよおおおお!!!」「逃げるんだヨ何はともあれ!!!」「うひいいいいいい!」 「うぎゃ!電柱来たっ!」「妖怪だ!?」「電柱だよ!!」「だから妖怪だって!!」 「ぎゃああああああああ!!」「うあああああああ!!」「ひいいいいいいいいいい!!!」 いいいいいいいいいいいいいいいいやあああああああああああああああああああああ阿鼻叫喚 裏新ジャンル「都市伝説」の男=都市(超常に対して無条件に優越するにわかオタ) 新ジャンル「最強の一般人」=最強(規則正しい生活と筋トレにより人外を圧倒する一般人) 男が記憶喪失になったようです38(仮)← →男が記憶喪失になったようです40(仮)